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二分の一成人式の親からの手紙はどう書く? 【例文】付き

二分の一成人式を行なう小学校が、現在ではかなり多くなりました。

ハーフ成人式などとも呼ばれる学校行事ですが、私の小学校時代にはありませんでした。兵庫県の先生が考案したそうですが、とても良いイベントだと思います。

そして、子供たちだけでなく、親も参加するところがポイントといえるでしょう。なかでも、この二分の一成人式で「親からの手紙」や「親から子へのメッセージ」を子供に渡すことが多いので、親もそれなりに準備しなくてはいけません。

普段から手紙を書く習慣がある人なら苦にならないかもしれませんが、いざ書こうとして手紙の内容、書き方などで考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで、この式を思い出深いものにするためにも、二分の一成人式の意味や、親からの手紙をどう書いたらよいかについて考えてみましょう。

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二分の一成人式の内容は?

二分の一成人式は、1/2成人式、ハーフ成人式、半成人式、十歳式などとも呼ばれます。対象は小学校4年生の児童ですが、学年単位で行なう場合とクラス単位で行なう場合があります。

内容は地域や学校によってさまざまですが、多いのは次のようなものです。

  • 子供が個別発表をする(将来の夢など)
  • 親が手紙やメッセージを子供に渡す
  • 子供たちが合唱や演奏をする
  • 子供の小さい頃の写真などを放映する
  • 記念撮影をする

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このうちで、子供の個別発表と親の手紙を実施する学校の割合は、かなり大きなものです。子供は、個別発表に向けて一生懸命に練習するでしょう。ですから、親もそれに応えられるように、心をこめて手紙を書かなければなりませんね。

 

親からの手紙、メッセージはどう書く?

親からの手紙を書く場合に、あまり気負わない方が楽に書き始められるでしょう。完全無欠な素晴らしいものを目指してしまうと、最初から行き詰まってしまいます。

まず書き始めるために、大まかな流れを作っておくとよいでしょう。子供が生まれてから10歳になるまでのことを、時間の流れに沿って書いていき、子供に対する思いを加えればスムーズに進むでしょう。

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例えば次のような、最小限の項目を決めてみましょう。

  • お祝いのことば
  • 生まれた時のこと
  • 幼稚園でのこと
  • 小学生になった時のこと
  • 現在のこと
  • 将来のこと

すべてでなくてもよいですし、逆に違う項目と入れ替えたり増やしたりしてもよいでしょう。むしろ書き出すと、書きたいことがあれもこれもと、次から次へと出てくるのではないでしょうか。

 

 

親からの手紙、メッセージの例文

前項の項目ごとの例文を挙げておきます。なお、母親から男の子への手紙の例文です。

(パパは登場しません。シングルマザーの立場での例文です。「○○○」は子供の名前です。)

 

お祝いのことば [例文]

○○○、成人式おめでとう!

まだ半分の成人式だけどね。

でも、10才の誕生日に ~ をプレゼントした時、「ママありがとう!うれしい!」って言ってくれたでしょ。

あのときママも、○○○が10才になったことが、すごくうれしかったのよ。

 

生まれたときのこと [例文]

○○○が生まれた時もうれしかったんだけど、ちょっとたいへんだったのよ。

赤ちゃんはみんな、生まれた時に泣くんだけど、○○○はなかなか泣かなかったの。

病院の先生も心配して、いろいろなことをしてくれた。

そうしたら、30分くらいしてから○○○は大きい声で泣いたの。

あの時、すごくうれしくなってママもいっしょに泣いたのよ。

 

幼稚園でのこと [例文]

○○○が幼稚園に入ってから最初にうれしかったのは、○○ちゃんと友だちになったこと。

それまでは、「友だちできた?」って聞いても、いつも「できない」って言うから心配してたの。

だから「できた」って言った時はうれしかった!

○○ちゃんと友だちになってからは、少しずつ友だちが多くなっていったしね。

でも幼稚園のときは、女の子とばっかり遊んでたね。

 

小学生になってからのこと [例文]

小学校に入った時は、「もう○○○小学生なんだー」っておどろいたわ。

だって、ちょっと前まで赤ちゃんだったと思ってたのに、もうランドセルで学校へ行くんだもん。

おばあちゃんが買ってくれたランドセルがちょっと大きかったから、大丈夫かなって心配だったけど…

でも、すぐに体が大きくなってきたから、もう大丈夫ね。

この前ランドセルを持ったら、ものすごく重くてびっくりしたわ。

でも、勉強に必要なものだから、がんばって持って行ってね。

 

現在のこと [例文]

そして、○○○は4年生で10才。

半分の成人式だけど、本当におとなになってると思うわ。

資源ごみを分けたり、ペットボトルをつぶしたりするのを手伝ってくれるようになったのも、すごくうれしい!

いつもありがとうね。

ママが忘れてて、○○○が「明日は資源ごみでしょ!」って言ってくれたりした時は、本当に反省しちゃいます。

 

将来のこと [例文]

あと10年たったら、こんどは本当のおとなの成人式ね。

それまでにお願いしたいことが2つあります。

 

1つは、病気をしないで元気でいてほしいなって思います。

○○○が熱を出したりぐあいが悪いと、心配でママもぐあいが悪くなりそうになるから。

だから、体に気をつけてください。

 

もう1つは、今までみたいに、何でもママに話してほしいなって思います。

これからは、○○○が困るようなことが出てくるはずです。

その時にママに話してくれれば、いっしょうけんめい○○○といっしょに考えます。

そして、きっと○○○を助けます。

だから、何でも話してください、お願いします。

 

じゃあ、これからもがんばってね、○○○!

 


この例のように、目の前に子供がいると思って、その子に話しかけるように書く方法をとれば楽でしょう。話し言葉のままで問題ありません。

また、無理に気取った言葉を使う必要もありません。

「未来に向かって、大きく羽ばたいてください」というような、抽象的な言葉は子供の心に響かないと私は考えます。

いつも子供と話しているように、普段のままでいきましょう。

 

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