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1月の俳句 20選 -厳冬-

雪景色

1月もお正月を過ぎると、一年の内でも最も寒い日々がやって来ます。暦でも小寒や大寒といった文字が目に付くようになります。

今回は、そのような冬の寒さが厳しい 1月に関する、「1月の俳句」といえるようなものを集めました。

1月ならではといえる風物が詠まれた句を、是非とも味わってみて下さい。

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1月の俳句について

現代の暦(新暦)の 1月の行事や風物が読まれている句を集め、句の先頭の文字によって五十音順に並べました。

なお、新年について詠んだもの、新年にまつわる季語が含まれているものは下のページで選びましたので、そちらも是非併せてご覧になってみてください。

⇒ 新年の俳句 30選

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1月の俳句 20選

 

階登り 来しが寒月 よそよそし

【季語】寒月

【作者】三橋鷹女(みつはし たかじょ)

 

 

かかる夜の 檐(のき)にや忍ぶ 雪女郎

【季語】雪女郎

【作者】臼田亜浪(うすだ あろう)

【補足】雪女郎とは、雪国で言い伝えられる雪女のことです。

 

 

寒卵 薔薇色させる 朝ありぬ

【季語】寒卵

【作者】石田波郷(いしだ はきょう)

 

 

寒椿 小さく赤き 一重なる

【季語】寒椿

【作者】原 石鼎(はら せきてい)

 

 

寒梅の 香や月の花 蔭の花

【季語】寒梅

【作者】日野草城(ひの そうじょう)

白い梅の花

 

 

寒牡丹 凍てたる地に 花低き

【季語】寒牡丹

【作者】日野草城

 

 

きびきびと 万物寒に 入りにけり

【季語】寒に入り

【作者】富安風生(とみやす ふうせい)

【補足】寒の入り(かんのいり)とは、暦の二十四節気(にじゅうしせっき)の小寒(しょうかん)の日をいいます。

また、小寒から大寒(だいかん=寒の明け)までを寒(かん)、寒中(かんちゅう)といいます。

 

 

京二条 寒念仏は この小路

【季語】寒念仏

【作者】及川貞(おいかわ てい)

【補足】寒念仏(かんねんぶつ)とは、寒中に鉦(かね)や太鼓を叩いて、念仏を唱えながら練り歩くことです。

 

 

大寒の 大々とした 月よかな

【季語】大寒

【作者】小林一茶(こばやし いっさ)

【補足】大寒は、小寒の次の二十四節気です。

 

 

大寒の ただ中にある 身の廻り

【季語】大寒

【作者】富安風生

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波打つて くる松風や 寒の内

【季語】寒の内

【作者】石田波郷

【補足】寒の内は、上述の寒、寒中と同義です。

 

 

二羽となりて 身細うしけり 寒雀

【季語】寒雀

【作者】臼田亜浪

【補足】かつては、食用とした雀を寒雀(かんすずめ)といいました。

 

 

はでやかな 大しだれなる 餅の花

【季語】餅の花

【作者】阿波野青畝(あわの せいほ)

【補足】餅の花(=餅花:もちばな)とは、木の枝に餅や団子を付けたもので、小正月に豊作を祈って飾られます。

 

 

日がへりの 京の人らし 初芝居

【季語】初芝居

【作者】水原秋櫻子(みずはら しゅうおうし)

【補足】初芝居は、お正月の芝居の興業のことをいいます。

 

 

ひとり居や 映るものなき 寒の水

【季語】寒の水

【作者】前田普羅(まえだ ふら)

【補足】寒の時期に汲まれた水を寒の水といい、古くから「寒の水は腐らない」といわれてきました。

  井戸の水

 

 

幌に降る 雪明るけれ 二の替

【季語】二の替

【作者】阿部みどり女

【補足】二の替(にのかわり)は前述の初芝居と同義で、京阪ではこのように呼ばれてきました。

 

 

繭玉の さくら色より 明けにけり

【季語】繭玉

【作者】三橋鷹女

【補足】繭玉(まゆだま)も餅の花と同様に、木の枝に繭の形にした餅や団子を付けたもので、小正月に飾られます。

繭餅、繭団子などとも呼ばれます。

 

 

縁濃き 子の日の小松 打ちながむ

【季語】子の日

【作者】飯田蛇笏(いいだ だこつ)

 

 

雪の戸や 若菜ばかりの 道一つ

【季語】若菜

【作者】池西言水(いけぬし ごんすい)

 

 

よく光る 高嶺の星や 寒の入り

【季語】寒の入り

【作者】村上鬼城(むらかみ きじょう)

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