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11月といえば… をあれこれ集めてみました

山茶花の花

11月になると、清々しい気候の中で秋を存分に感じることができます。また、少しながらも冬の気配が感じられることもあります。ですから 10月と同じように、行楽をはじめとして何をするにも充実した時間が過ごせる月だといえるでしょう。

このページには、11月といえばすぐに思い浮かぶもの、11月ならではの風物詩などを、ランキング、行事、食べ物、花などを中心に集めました。是非とも一度チェックしてみて下さい。

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11月といえば、ランキングの上位は何?

まず、「11月といえば○○」といったランキングに入ったものをみていきましょう。

複数のランキングで上位に挙げられているものを、五十音順に並べました。11月の風物詩といえるものばかりですが、10月のランキングに入っているものもいくつかあります。

 

イルミネーション

11月には、各地でイルミネーションが始まります。

 

大相撲十一月場所(福岡)

11月の中旬(第2土曜日の翌日の日曜日)から開催される十一月場所は「九州場所」とも呼ばれています。

なお、年間の開催は次のように年 6回あります。

開催月 名 称 通 称
1月 一月場所 初場所
3月 三月場所 春場所
大阪場所
5月 五月場所 夏場所
7月 七月場所 名古屋場所
9月 九月場所 秋場所
11月 十一月場所 九州場所

 

勤労感謝の日

明治 5年までは、新嘗祭(にいなめさい:天皇が新穀などの収穫物を神々に供えて感謝する祭祀)が旧暦11月の二の卯の日(旧暦11月13日~24日の間で変動)に行なわれていました。

改暦後の明治 6年からは、これが新暦の11月23日に行なわれるようになり、祭祀と同名の休日となりました。

そして、昭和23年からは「勤労感謝の日」と改称されて国民の祝日となりました。

したがって、 11月23日という日付そのものには、特別な意味はありません。

 【関連】 勤労感謝の日の由来は?

 

芸術の秋

10月のランキングにも入っていますが、秋になるとよく耳にする言葉です。。11月には、日展(日本美術展覧会)などの展覧会が開催されます。

 

紅葉

これも 10月のランキングに入っています。11月になっても、まだまだ紅葉の時期は続きます。

 【関連】 紅葉の俳句  紅葉の短歌・和歌

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七五三

本来は、3歳が髪置の儀、5歳が袴着の儀、7歳が帯解の儀という別々の行事で、これらを合わせて「七五三」と呼ぶようになりました。

 【関連】 七五三の意味と由来は?  七五三の俳句

 

食欲の秋

芸術の秋などとともに、10月のランキングにも顔を出しています。

 

酉の市

11月の酉(とり)の日に行われるお祭りで、お酉様(おとりさま)、大酉祭(おおとりまつり)、酉の祭(とりのまち)とも呼ばれます。

11月の酉の日が 2回の年と 3回の年があり、3回の「三の酉」まである年は火事が多いといわれています。

しかし、2001年~2023年の 23年間をみると、「三の酉」まである年が 12回と半数を超えているので、これが特別な年とはいえないでしょう。

 

文化祭

10月でもランキングに入っていますが、11月には文化の日もあるので、ランキングの順位は 11月の方が上位になる傾向があります。

 

文化の日

文化の日は「明治節」に由来し、制定の際には憲法の公布日も関係していました。

 【関連】 文化の日の由来は?

 

ボジョレーヌーボー

ボジョレー・ヌヴォー(Beaujolais Nouveau)は、フランス南部のボジョレーで生産される赤ワインで、11月の第3木曜日に解禁されます。

イベントとして、当日の午前 0時になった瞬間に販売を始めることも行われています。

 

ポッキーの日(ポッキー&プリッツの日)

お菓子のメーカーが、1の数字に形が似ているスティック状菓子にちなんで、11月11日を記念日としました。

スティック状菓子

 

 

11月といえば、行事などは?

11月の行事、イベント、記念日などをカレンダー形式でまとめました。

 

11/1 灯台記念日

日本最初の洋式灯台である観音埼灯台(かんのんざきとうだい)が起工された日にちなんで制定されました。

 

11/1 計量記念日

現行の計量法が施行された平成5年11月1日にちなんで、経済産業省が定めました。

 

11/2~4 唐津くんち

佐賀の唐津神社の秋季例大祭で、宵曳山(よいやま)、御旅所神幸(おたびしょしんこう)、町廻り(まちまわり)などがおこなわれます。

唐津くんちは、やはり秋に行なわれている長崎くんち、博多おくんちとあわせて、日本三大くんちと呼ばれています。

 

11/3 文化の日

文化の日の 11月3日は、晴の特異日(高い確率で特定の天候状態となる日)といわれています。

 

11/3 箱根大名行列

昭和10年に箱根湯本で温泉博覧会が開催された時から、毎年 11月3日に開催されています。(太平洋戦争中に、一時中断)

 

11/3~5 富士宮まつり

静岡の富士山本宮浅間大社の秋の例大祭で、一年の収穫と無事を感謝するものです。

 

11/7 鍋の日

1(い)1(い)7(な)べ の語呂合わせから記念日に定められました。

 

11/7ころ 立冬

立冬(りっとう)は、一年を24等分した二十四節気の一つで、暦の上で冬が始まる日とされています。

 【関連】 立冬とは?  立冬の俳句

 

11/8 ふいご祭

鍛冶屋(かじや)、鋳物師(いもじ)など、ふいご(鞴:燃焼を促進するための道具)や火を使って仕事をする職人が、稲荷神社を詣でて行なう行事です。

踏鞴(たたら)祭りともいわれます。

 

出雲大社神迎神事(かみむかえしんじ)

旧暦10月10日に、島根・出雲大社の西方にある稲佐の浜でおこなわれます。

出雲大社の拝殿

 

11/9 太陽暦採用記念日

明治5年に太陽暦(グレゴリオ暦=現在の新暦)を採用することが布告され、これが11月9日(旧暦の日付)のことでした。

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11/ 9 119番の日

消防、救急に関する緊急通報用の電話番号である 119番にちなんだ語呂合わせで、消防庁によって制定されました。

 

11/9~15 秋の全国火災予防週間

「全国火災予防運動」の名称が使用されるようになったのは 1953年からで、それ以前には「全国大火撲滅運動」と呼ばれていました。

 

11/第2日曜日 嵐山もみじ祭

京都・渡月橋上流の大堰川に多くの船が浮かべられて、歌舞音曲、河畔での狂言上演、島原太夫のお練りなどが繰り広げられます。

 

十日夜(とおかんや)

旧暦の 10月10日のことで、十五夜(中秋の名月)、十三夜(後の月)に対して「三の月」と呼ばれます。

お月見よりも秋の収穫祭が行なわれることが多く、「刈り上げ十日」ともいわれます。

 

11/15 七五三

七五三は江戸時代に関東で始まったもので、上方で発祥したものに十三詣り(じゅうさんまいり)があります。

 

11/17 将棋の日

徳川幕府・八代将軍の吉宗の頃に、旧暦の11月17日に御城将棋を行うようになったことを由来としています。1975年に日本将棋連盟が制定しました。

 

11/第3日曜日 家族の日

内閣府が2007年度から記念日として定めました。

 

11/22 いい夫婦の日

1(い)1(い)2(ふう)2(ふ)の語呂合わせから記念日とされました。

 

11/22・23 熊本八代妙見(やつしろみょうけん)祭

長崎くんち、筥崎宮・放生会(はこさきぐう・ほうじょうえ、ほうじょうや)とあわせて、九州三大祭りと呼ばれています。

 

11/23 勤労感謝の日

「勤労感謝の日」という名称が使われたのは、戦後の 1948年(昭和23年)からのことです。

稲穂と白米

 

11/28 税関記念日

1872年(明治5年)に、運上所(うんじょうしょ=現在の税関と同様に輸出入貨物の監督、税金の徴収を行なった)は「税関」と改められました。これにちなんで、記念日として定められました。

 

 

11月といえば、食べ物は?

11月の行事食としては、七五三の千歳飴(ちとせあめ)が挙げられます。また、前出の十日夜には、他の月のお月見と同様に、月見団子、豆、里芋などがあります。

このほかにも 11月に旬とされる食材は数多くありますので、野菜、果物、海産物に分けて、主な物をみていきましょう。(一部 10月のものと重複しています)

 

野菜

  • かぼちゃ
  • 銀杏(ぎんなん)
  • ごぼう
  • 薩摩芋
  • 里芋
  • 大根
  • にんじん
  • 白菜
  • 山芋
  • 蓮根(れんこん)

 

果物

  • カリン
  • キウイ
  • みかん
  • 柚子(ゆず)
  • りんご

 

海産物

  • 伊勢海老
  • うなぎ
  • こはだ
  • さば
  • ししゃも
  • にしん
  • はたはた
  • ひらめ
  • ぶり
  • ぼら

 

 

11月といえば、花は?

11月に咲く花で代表的なものをみてみましょう。

  • アロエ
  • 山茶花(さざんか)
  • 浜菊
  • 柊(ひいらぎ)
  • 枇杷(びわ)
  • 八手(やつで)

なお、秋の七草といわれるのは、次の7種類をいいます。

  • 女郎花(おみなえし)
  • 尾花(おばな)
  • 桔梗(ききょう)
  • 撫子(なでしこ)
  • 藤袴(ふじばかま)
  • 葛(くず)
  • 萩(はぎ)

山茶花の花

 

 

11月といえば、異名は?

旧暦では 11月を霜月(しもつき)と呼んでいました。現在の新暦でも、11月の別名として使われることがあります。この名前の由来は、霜降月(しもふりづき)を略したものとする説が有力です。

なお、霜月以外にも異名が数多くのありますので、それらをみていきましょう。

  • 雲半(うんはん)
  • 神楽月(かぐらづき)
  • 神帰月(かみきづき)
  • 建子月(けんしげつ)
  • 辜月(こげつ)
  • 霜降月(しもふりづき)
  • 霜見月(しもみづき)
  • 盛冬(せいとう)
  • 達月(たつげつ)
  • 暢月(ちょうげつ)
  • 天正月(てんしょうげつ)
  • 雪待月(ゆきまちづき)
  • 陽復(ようふく)
  • 竜潜月(りゅうせんげつ)

 

 

11月といえば、俳句・季語は?

多くの場合、俳句や季語は季節によって分類されていて、12ヶ月のそれぞれに分けているのはあまり見かけません。

しかし、季語が持つ季節感は旧暦によるものです。そして、私たちが使っている現代の暦(=新暦)の感覚からすると、その季節感に「ずれ」を感じることもあります。

そこで、当サイトでは新暦の各月にふさわしくなるように、俳句・季語を集めてご紹介しています。

今の季節、11月に合った俳句や季語を是非鑑賞してみて下さい。

⇒ 11月の俳句 20選

⇒ 11月の季語 30と例句

 


 関 連 ペ ー ジ 


⇒ 秋の風物詩 50

⇒ 12月といえば?

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