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六歌仙の覚え方なら 11の【語呂合わせ】で!

 

小野小町のイラスト

 

六歌仙の名前というと、学校のテスト対策で暗記した記憶があります。しかし、勉強で強引に覚えようとすると、テストの時にどうしても一人だけ思い出せなかったりします。

今回は、この六歌仙の覚え方=語呂合わせについてまとめました。自分に合うものがあるかチェックしてみて下さい。

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六歌仙とは?

まずは、六歌仙について確認しておきましょう。

六歌仙(ろっかせん)とは、平安時代の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう=天皇や上皇の命によって編集された歌集)である『古今和歌集(こきんわかしゅう)』の序文に名前が挙げられている 6人の歌人をいいます。

具体的には、僧正遍照(そうじょう へんじょう)、在原業平(ありわらのなりひら)、文屋康秀(ふんやのやすひで)、喜撰法師(きせんほうし)、小野小町(おののこまち)、大友黒主(おおとものくろぬし)です。

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古今和歌集の序文、紀貫之(きのつらゆき)が書いたとされる「仮名序(かなじょ)」には、「近き世に、その名きこえたる人」として次のように記されています。

僧正遍昭は、哥(歌)のさまはえたれども、まことすくなし。たとへば、ゑ(絵)にかけるをうな(女)を見て、いたづらに心をうごかすがごとし。

ありはらのなりひらは、その心あまりて、ことばたらず。しぼめる花のいろなくて、にほひのこれるがごとし。

ふんやのやすひでは、ことばはたくみにて、そのさま身におはず(負はず)。いはば、あき人(商人)のよききぬきたらん(着たらん)がごとし。

宇治山の僧きせんは、ことばかすかにして、はじめをはり(始め終り)、たしかならず。いはば、秋の月をみるに、あかつきの雲にあへるがごとし。よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはして、よくしらず。

をののこまちは、いにしへのそとほりひめ(衣通姫)の流なり。あはれなるやうにて、つよからず。いはば、よきをうなの、なやめるところあるににたり。つよからぬは、をうなのうたなればなるべし。

大伴のくろぬしは、そのさまいやし。いはば、たきぎおへる山人の、花のかげにやすめるがごとし。

これをみると、貫之は 6人を称賛しているわけではなく、むしろ批判的とも感じられます。まとめると次のようになります。

歌人名 記述
僧正遍照 まことすくなし
(真実味がない)
在原業平 ことばたらず
(言葉が足りない)
文屋康秀 身におはず
(中身が伴わない)
喜撰法師 よくしらず
(よくわからない)
小野小町 つよからず
(弱々しい)
大友黒主 いやし
(卑しい)

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六歌仙のうち、太字にした僧正遍照、在原業平、小野小町の三人は三十六歌仙にも名を連ねています。そして、大友黒主以外の5人の和歌は百人一首に採首されています。

「仮名序」には、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)と山部赤人(やまべのあかひと)についての記述もありますが、この二人は優れた歌人として評価されています。

なお、「六歌仙」という呼び名は後世に使われるようになったものです。

また、「新六歌仙」と言った場合、次の 6人の歌人のことをいいます。

  • 藤原俊成(ふじわらのとしなり)
  • 九条良経(くじょう よしつね)
  • 慈円(じえん)
  • 藤原定家(ふじわらのさだいえ)
  • 藤原家隆(ふじわらのいえたか)
  • 西行(さいぎょう)

吉野の桜

 

 

六歌仙の覚え方

六歌仙の覚え方として、語呂合わせを 11集めました。読んでみて一番しっくりするものを選びましょう。また、文字だけで覚えようとするのではなく、語呂合わせの文が表わす情景を思い浮かべながら繰り返し唱えると、記憶が定着しやすく思い出すのが楽です。

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ありえない 偽装の文に おののき嘔吐(も)

【読み方】ありえない ぎそうのふみに おののきおうとも

【変換】えない に 小野のき大友

 

ある小僧 大喜びで 踏み鳴らす

【読み方】あるこぞう おおよろこびで ふみならす

【変換】 びで ならす

 

大いに喜べ 小僧の分際

【読み方】おおいによろこべ こぞうのぶんざい

【変換】いにべ 

 

大きな小さな フン有りそう

【読み方】おおきなちいさな ふんありそう

【変換】さな 

 

おお友よ 喜びそうで困っちゃう 蟻のフンにも六歌仙

【読み方】おおともよ よろこびそうでこまっちゃう ありのふんにもろっかせん

【変換】大友よ 小町ゃう にも六歌仙

 

お惣菜は気分だい

【読み方】おぞうざいはきぶんだい

【変換】

 

小僧には 文さえ在れば 大喜び

【読み方】こぞうには ふみさえあれば おおよろこび

【変換】には さえれば 

 

小町には 黒き扮装 ありやなし

【読み方】こまちには くろきふんそう ありやなし

【変換】小町には  りやなし

 

最古の紛争 大きな喜び

【読み方】さいこのふんそう おおきなよろこび

【変換】 きな

 

大小の 僧が喜ぶ 文在りき

【読み方】だいしょうの そうがよろこぶ ふみありき

【変換】の ぶ りき

 

文在りて 大いに喜ぶ 小僧かな

【読み方】ふみありて おおいによろこぶ こぞうかな

【変換】りて いにぶ かな

日本庭園

 

暗記と語呂合わせについて

何かを暗記しようとするときに、語呂合わせをつかうのは有効です。しかし、その語呂合わせが覚えにくいものであったりすると

  • 語呂合わせを覚えるのに苦労してしまう
  • いざというときに、語呂合わせを思い出せない

といったことが起こります。

このようなことを避けるためには、語呂合わせを自分なりにアレンジすることが有効です。そうすると、アレンジしているうちに大体覚えてしまうこともあります。

今回の 11の語呂合わせも、半数以上は私なりにアレンジしました。やはり、その方が覚えやすいからです。

物事を暗記するための武器として、語呂合わせを上手く活用していきましょう。

 

 

六歌仙の和歌

最後に、六歌仙の和歌を一人一首ずつ取り上げましょう。

 

すゑの露
もとのしづくや世の中の
おくれ先だつためしなるらん
(僧正遍照)

 

 

忘れては
夢かとぞ思ふ思ひきや
雪踏みわけて君を見むとは
(在原業平)

 

 

春の日の
光にあたる我なれど
頭の雪となるぞわびしき
(文屋康秀)

 

 

木の間より
見ゆるは谷の蛍かも
いさりに海人の海へ行くかも
(喜撰法師)

 

 

色見えで
移ろふものは世の中の
人の心の花にぞありける
(小野小町)

 

 

春さめの
ふるは涙か桜花
散るを惜しまぬ人しなければ
(大友黒主)

 

京都山科の紅葉

 

【関連項目】

⇒ 三十六歌仙とは

⇒ 有名な和歌 ベスト15首

⇒ 小野小町の和歌 17首

⇒ 菅原道真の和歌 30首

⇒ 桜の和歌 100首

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