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七福神の名前を全部言えますか? 意味と由来はわかりますか?

宝船に乗った七福神

宝船に乗った七福神(しちふくじん)は、いかにも縁起物といった感じがいいですね。しかし、名前を挙げてみると、あと一人、二人が出てこなかったりします。また、顔と名前の一致となると、お年寄り二人の区別が難しかったりします。さらに、それぞれの由来となると…

そこで今回は、七福神の名前、意味と由来などについて、みていくことにしましょう。

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七福神の名前

まず、七福神の名前と特徴を確認しましょう。表にしましたので、ご覧ください。

名 前 読み方 一般的な特徴
恵比寿 えびす  釣り竿、鯛、狩衣(かりぎぬ)
大黒天 だいこくてん  小槌(こづち)、袋
寿老人 じゅろうじん  瓢箪(ひょうたん)、桃、牡鹿
毘沙門天 びしゃもんてん  甲冑(かっちゅう)、宝塔、宝棒
福禄寿 ふくろくじゅ  長い頭、長い髭
弁財天 べんざいてん  紅一点、琵琶(びわ)
布袋 ほてい  太鼓腹、大きな袋

* 弁財天は、「弁才天」「弁天」といわれることも多くあります。

なお、数えるときに「一人、二人…」としがちですが、人ではなくて神様ですから、「一(ひとはしら)、二(ふたはしら)…」が正しい数え方です。通俗的には、「一神(いっしん)、二神(にしん)…」と数えることもあります。

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七福神の名前の覚え方

名前すべてを覚えて記憶を定着させるには、語呂合わせがとても有効です。次のものを試してみて下さい。

エビタイ釣るお年寄り じめが欠けてる (は)・ほ 

「釣りをしているお年寄り」をイメージすれば、覚えやすいでしょう。

この語呂を下のように少し変換してやれば、7つの名前がすんなりと出てくるはずです。

[語 呂] 【七 福 神】
エビ えび 恵比寿
タイ釣る だい 大黒天
お年寄り 老人 寿老人
じめが欠けてる
(は)
毘沙門天
福禄寿
弁財天
布袋

なお、七福神には序列や上下位などがありませんので、覚えやすい順番にしてあります。

 

金色でとても縁起が良さそうですね。

 

七福神の意味と由来

七福神それぞれの意味と由来をみていきましょう。

 

恵比寿

七福神のうちで、唯一の日本古来の神様です。

日本神話のイザナミイザナギの間に生まれた子供をまつった神様で、もともとは「大漁追福」の神とされてきましたが、やがて福の神として「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」や「商売繁盛」をもたらす神様となりました。

えびっさん、えべっさん、おべっさんなどと呼ばれることも多く、表記する場合も恵比寿をはじめとして、恵比須、恵美須、戎、夷、胡、蝦夷、蛭子、など多くのものがあります。

恵比寿の像

 

大黒天

もともとの大黒天(だいこくてん)は、インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身・マハーカーラのことです。「マハー」が大、「カーラ」が黒を意味するので、大黒天という名前が付きました。

この大黒天と、日本の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が習合して「財福」や「食物」をもたらす神様となったのです。「大国」と「大黒」の読みが「だいこく」となることから習合したとされています。

なお、大国主大神は「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の話で有名ですね。

大黒天の像

 

寿老人

中国の道教(どうきょう)の神仙(神)で、南極老人星の化身とされています。日本の七福神の一人として「白鬚明神」とされることもあります。

酒を好む長寿の神様とされています。寿老人の瓢箪には不死の霊薬が含まれていて、不老長寿の桃を持っていることが多いです。また、牡鹿を連れていることがありますが、これは自然と長寿の調和を意味しています。

寿老人の像

 

毘沙門天

もともとはインドのヒンドゥー教のクベーラ神で、戦いの神様でしたが、後に福徳増進の神として信仰されるようになりました。

日本では四天王の一尊とする場合は「多聞天(たもんてん)」、独尊とする場合は「毘沙門天」と呼ばれています。甲冑を身に付けた姿は、恵比寿の古い形態ともいわれています。

中世以降は恵比寿、大黒に並ぶ人気を誇るようになり、江戸時代以降は勝負事にご利益があるとして崇拝されるようになりました。 

毘沙門天の像

 

福禄寿

中国の道教(どうきょう)の神仙(神)で、天南星または南極老人星の化身とされていて、寿老人と同一神とされることもあります。

長寿福禄をもたらす神様とされていて、鶴を連れているものも多く存在します。

福禄寿の像

 

弁財天

七福神のうちで、唯一の女性の神様です。もともとはインドのヒンドゥー教の女神・サラスヴァティー神で、後に日本の神と習合して、音楽財福知恵の徳のある天女とされました。

弁財天を本尊とする建物は、弁天堂、弁天社などの名前が多くみられます。

弁財天の像

 

布袋

中国の唐末に実在したとされている仏僧で、弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身ともいわれています。布袋という名前は、いつも大きな袋を背負っていたことから付けられた俗称です。

日本では鎌倉時代から禅画の題材として取り入れられ、富貴繁栄円満な人格などをもたらす神様とされてきました。

なお、布袋の背負っている袋は「堪忍袋(かんにんぶくろ)」ともいわれています。

布袋の像

 

七福神の歴史

七福神は、長い年月をかけて現在の形となりました。その変容を、時代の流れとともにみていきましょう。

時 代 七福神の変容 柱数
平安時代 最澄が大黒天を神としてまつり、民間にも広まった 1
民間で大黒天恵比寿があわせて信仰されるようになった 2
大黒天恵比寿毘沙門天を加えた三柱が信仰されるようになった 3
 鎌倉時代 毘沙門天ではなく、弁財天を加えた三柱の信仰も起こった 3
 室町時代 寿老人福禄寿布袋を入れた七福神の考え方が起こった 7
江戸時代 ほぼ現在のメンバにー固定されるようになった 7

 

中国の八仙

中国には、七福神に似た八仙(八福神))といわれるものがあり、すべてが実在の仙人だったといわれています。この八仙を描いた絵が信仰の対象になっていて、その絵には八仙全員が船に乗っているものが多くあります。このことから、七福神の由来は中国の八仙に由来するという説もあります。

八仙の名前を挙げておきましょう。

  • 何仙姑(カセンコ) * 唯一の女性の神様
  • 韓湘子(カンショウシ)
  • 漢鍾離(カンショウリ)
  • 曹国舅(ソウコクキュウ)
  • 張果老(チョウカロウ)
  • 藍采和(ランサイワ)
  • 李鉄拐(リテツカイ)
  • 呂洞賓(リョドウヒン)

中国のお寺

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