白露とは? 意味は2つある?【2018年版】

ツユクサの花

「白露」という言葉を暦やカレンダーで見かけるようになると、私は何か嬉しいような気持になってきます。

それは、それまでの時期に「夏」や「暑」といった文字が多く目に入るせいでしょうか。暑い時期が苦手な私にとっては、夏の季節にそれらの文字を見るのもつらいのです。

この白露という言葉には優雅な響きがありますし、涼しげな雰囲気も持ち合わせているように感じられます。

このページでは、白露の意味を中心として、関連することなどについてもみていくことにしましょう。

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白露とは? 読み方は?

まず、「白露」の読み方ですが

  1. はくろ
  2. しらつゆ

の二通りがあります。

この読み方によって意味が違ってきますので、それぞれについてみていきましょう。

草に付いた白く光る露

 

白露の2つの意味とは?

まず、一つ目の意味についてです。

白露(はくろ)の意味

白露は一年を24等分したものに季節の名前を付けた二十四節気の一つで、「白露」は必ず『はくろ』の読み方となります。

なお、二十四節気の詳細については、こちらをご覧ください。

⇒ 二十四節気とは?

白露は二十四節気の一つです

この二十四節気を、さらに3つに分けたものが七十二候(しちじゅうにこう)と呼ばれるものです。

【白露の七十二候】 ⇒ 七十二候とは?

初候:草露白(くさのつゆしろし)

次候:鶺鴒鳴(せきれいなく )

末候:玄鳥去( つばめさる)

そして、二十四節気の白露とは「大気が冷えて露を結ぶころ」のことをいいます。

なお、『こよみ便覧』には「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と記載されています。

こよみ便覧』とは、太玄斎(たいげんさい)こと、常陸宍戸藩の第5代藩主・松平頼救(まつだいら よりすけ)の著した暦についての解説書で、天明七年(1787年)に出版されたものです。

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白露(しらつゆ / はくろ)の意味

次に、二つ目の意味です。

草木に付いた白く光ってみえる露(つゆ)のことも「白露」と書き、『しらつゆ』と読みます。

なお、これを『はくろ』という読み方をすることもあります。(なお、二十四節気の「白露」を「しらつゆ」と読むことはありません。)

露は「はかないもの、すぐに消えてしまうもの」の象徴であり、古くから和歌などにも好んで詠み込まれてきました。

白露に 風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

 (文屋朝康)

 

2018年の白露はいつ?

2018年の二十四節気の白露は 9月8日(土)です。なお、白露の日付は毎年9月7日~8日頃となります。

白露を前後の二十四節気と並べてみると、次のようになります。(2018年度)

処暑(しょしょ) 8/23 ⇒ 白露(はくろ) 9/8 ⇒ 秋分(しゅうぶん) 9/23

また、二十四節気は期間を表すものとして使われることもあります。その場合は、次の節気の前日までの期間を表わします。

つまり、9/8 ~ 9/22 の期間を「白露」ということもあります。

葉の先に付いた露

 

白露の俳句 10選

先に述べたように、「白露(しらつゆ)」は和歌のみならず、多くの俳句にも詠み込まれてきました。

それらのうちのいくつかを挙げておきますので、是非鑑賞してみて下さい。

白露も こぼさぬ萩の うねりかな
 松尾芭蕉

白露や 茨の刺に ひとつづつ
 与謝蕪村

白露に 濡るゝ不動の 火焔かな
 正岡子規

白露に 眼の玉光る 仏かな
 正岡子規

白露の 上に濁るや 天の河
 正岡子規

白露の うつくし過ぎて 散にけり
 正岡子規

白露や 芋の畠の 天の川
 正岡子規

白露や ともし火深く 家低し
 正岡子規

白露や よごれて古き 角やぐら
 正岡子規

白露を 見事にこぼす 旭哉
 正岡子規

 

まとめ

  • 白露(はくろ)は二十四節気のうちの一つで、「大気が冷えて露を結ぶころ」のことをいいます。
  • 白露(しらつゆ)とは、草木に付いた白く光ってみえる露(つゆ)のことをいいます。

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