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日の丸の由来は「源平合戦」?

日の丸、つまり日本の国旗はシンプルでありながらインパクトがありますよね。
と太陽をあらわすといわれるの2色なのが、かえって良いのでしょう。

祝日* には、バスの車体に国旗を掲揚して走っているのを見かけますね。

⇒ 祝日* と祭日

しかし、いつごろから現在の日の丸が使われるようになったかとなると、特定するのが難しいようです。

それでも、手がかりはいくつかあるので、それらから日の丸の意味を考えていきましょう。

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日の丸の意味

古くから現在まで日の丸とよばれる日本の国旗ですが、正式には日章旗(にっしょうき)といいます。
日章とは、太陽をかたどったデザインのことです。

この日章旗は、国旗国歌法(こっきこっかほう/略称)という法律で定められています。

具体的には

  • 旗の縦横の比率は 2:3 とする
  • 日章の直径は、縦を2とした場合 1.2 、中心は旗の中心とする
  • 色地は白、日章は紅色とする

ということですが、この比率の国旗は確かに白と赤のバランスがいいですね。

これと関連したものに、旭日旗(きょくじつき)があります。

旭日旗は、日章(太陽)と旭光(16本の太陽の光)をデザインした旗です。
1870年に日本陸軍の軍旗として初めて使用され、1889年には海軍の軍艦旗としても採用されました。

この写真は軍艦旗で、日章の中心が少し旗竿側に寄っていますね。

なお、赤と白の配色については、日本では紅白がおめでたいとされてきたことと関係があります。

一説には、民俗学者・柳田國男によって見出された「ハレとケの感覚(ハレ=赤、ケ=白)にあるともいわれています。

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日の丸の由来

古代~平安時代の日の丸

古代の日本では、農耕や漁労において太陽を信仰の対象としてきました。
日本神話に登場する天照大神(あまてらすおおみかみ)も太陽神です。

また、聖徳太子が隋の煬帝(ようてい、ようだい)へ「日出處天子…」で始まる国書を送っていることや、飛鳥時代の末期に国号を「日本=日ノ本」と命名したところからも、太陽、日の出を意識しており、「日が昇る」という現象を重視していたことがわかります。

この太陽をかたどった旗を用いた記録としては、『続日本紀(しょくにほんぎ)』の中に、文武天皇(もんむてんのう)が701年に「朝賀の儀」という儀式の会場の飾りつけに「日像の旗」を掲げたとあり、これが日の丸の原型で最も古いものといわれています。
この日像の旗が、白地に赤丸だった可能性はあると考えられています。

しかし、古代から赤い真円で太陽をあらわすことは、一般的ではなかったようです。

また『平家物語』などの記述からも、平安時代の末期までの「日輪(にちりん=太陽の別名)」の表現は、「赤地に金丸」であったと考えられています。

源平合戦の日の丸

平安時代の末期の治承・寿永の乱(じしょう・じゅえいのらん)、いわゆる源平合戦(げんぺいがっせん、かっせん)では、2種類の日の丸が使われました。

  • 平氏 - 赤地に金丸の旗(錦の御旗の配色と同じ)
  • 源氏 - 白地に赤丸の旗

平氏が従来の配色の赤旗、源氏が現代の配色の白旗を掲げたわけです。
その結果、平氏が滅亡して源氏の武力政権が誕生しました。

この戦い以後、源氏が用いた「白地に赤丸」の日の丸が、天下統一を成し遂げた者の象徴として受け継がれていったといわれています。

江戸時代の日の丸

江戸時代には、「白地に赤丸」はデザインのひとつとして普及していました。
現存する絵巻物などにも、白地に赤丸の扇が多く見られます。
そして江戸時代の後半になると、縁起物の定番として認識されるようになりました。

幕府も公用旗として使用し、家康ゆかりの熱海の湯を江戸城まで運ばせるときに、日の丸(以下、白地に赤丸)の旗を立てて運んだりもしました。

1673年には、幕府が一般の船と天領からの年貢米を運ぶ船を区別するために、船印として「の丸」の旗を掲げるように指示を出しました。

1854年には、外国船と区別するため日本国共通の船舶旗「日本惣船印(にほんそうふなじるし)」に日の丸を用いることが公布されました。

そして、1859年に幕府は日の丸を「御国総標(おんこくそうじるし)」にするというお触れ書きを出しました。
これによって、日の丸が「国旗」としての地位を確立したのです。

まとめ

  • 日の丸の正式名称は日章旗です。
  • 古代より太陽をデザインした旗は存在しましたが、一般的な配色は「赤地に金丸」でした。
  • 源平合戦以降は、源氏が用いた「白地に赤丸」の日の丸が主流となりました。
  • 江戸時代には、日の丸のデザインは一般にも普及していました。

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