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如月の俳句 30選  -きさらぎ- 【有名俳人の名作から厳選】

白い梅の花

2月の寒さは厳しく、雪が降ることの少ない地域でも雪景色を目にすることがあります。

暦で「立春」の文字を見かけても、まだ春を迎えるまでには日にちがあるという印象を受けてしまいます。

このページには、如月が詠み込まれた俳句の中から 25句を選びました。2月ならではの雰囲気に満ちたものばかりですので、どうかじっくりと鑑賞してみて下さい。

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目次

如月の俳句 30選

お椀の形の照明

「如月、衣更着、きさらぎ」が詠まれた句を集め、俳句の文字の五十音順に並べました。

なお、これらは俳句において冬の季語として扱われます。

 

 

きさらぎに 桜驚く 暑さ哉

【作者】正岡子規(まさおか しき)

【補足】句末の「(かな)」は、詠嘆や感動を表わします。

 

きさらぎの あけくれ波の 音ばかり

【作者】鈴木真砂女(すずき まさごじょ)

【補足】「あけくれ(明け暮れ)」とは「朝と夕、日々、明けても暮れても」を意味します。

 

きさらぎの 雨たまる田の 二三枚

【作者】大野林火(おおの りんか)

【補足】田(た)は「枚(まい)」で数えますが、「面(めん)」を用いる場合もあります。

 

きさらぎの 一夜をやどる 老舗かな

【作者】飯田蛇笏(いいだ だこつ)

【補足】「老舗」の読み方は「しにせ(=長く続いて信用ある店の意味)」です。

 

きさらぎの うぐひす寒き 庵かな

【作者】日野草城(ひの そうじょう)

【補足】「庵」の読み方は「いおり:草や木などを用いて作った粗末な家」です。

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如月の 大雲の押す 月夜かな

【作者】飯田蛇笏

 

如月の 磧に舟を 作るかな

【作者】野村喜舟(のむら きしゅう)

【補足】「磧」の読み方は「かわら(=河原、川原)」です。

 

如月の 櫟林の 日ざしかな

【作者】野村喜舟

【補足】「櫟林」の読み方は「くぬぎばやし」です。

 

きさらぎの 墨滓固き 硯かな

【作者】飯田蛇笏

【補足】「墨滓」「硯」の読み方は、それぞれ「すみかす」「すずり」です。

 

きさらぎの その雪の日を 祀るなり

【作者】高野素十(たかの すじゅう)

【補足】「祀る」の読み方は「まつる」です。

雪が降った朝の庭

 

きさらぎの 日和もよしや 十五日

【作者】上島鬼貫(うえじま おにつら)

【補足】日和(ひより)とは、天候・空模様のことをいいます。

 

きさらぎの 風塵雨を こばみけり

【作者】西島麦南(にしじま ばくなん)

【補足】風塵(ふうじん)とは、風に吹かれて舞い立つ「ちり」のことをいいます。

 

如月の 仏足石を 拝すかな

【作者】野村喜舟

【補足】仏足石(ぶっそくせき)とは、お釈迦様の足跡を石に刻んで信仰の対象としたもののことです。

 

如月の 万葉すみれ けふにほふ

【作者】山口青邨(やまぐち せいそん)

【補足】「けふにほふ」は「今日匂う(きょうにおう)」です。

 

きさらぎの 門標をうつ こだまかな

【作者】飯田蛇笏

【補足】門標(もんぴょう)とは、門に出しておく名札、標札(ひょうさつ)のことです。

木の門構え

 

きさらぎの 藪にひびける 早瀬かな

【作者】日野草城

【補足】「藪」の読み方は「やぶ」です。

 

如月の 夜風どこぞの 家とざす

【作者】富田木歩(とみた もっぽ)

 

衣更着や 御招きゆへに 参る日ぞ

【作者】尾崎紅葉(おざき こうよう)

【補足】如月(きさらぎ)は「衣更着、更衣」と書き表されることもあります。

 

きさらぎや 亀の子寺の 畳替

【作者】久保田万太郎(くぼた まんたろう)

 

きさらぎや 火燵のふちを 枕本

【作者】服部嵐雪(はっとり らんせつ)

【補足】「火燵」の読み方は「こたつ」で、「炬燵」と表記されることもあります。

枕本(まくらぼん)とは、半紙を二つ切りにしたほどの大きさで、横長にとじられた本です。

草紙問屋

 

きさらぎや 山茶花寒き わすれ花

【作者】松岡青蘿(まつおか せいら)

【補足】「山茶花」の読み方は「さざんか」です。

 

如月や 障子の外の 楠落葉

【作者】原 石鼎(はら せきてい)

【補足】「障子」「楠落葉」の読み方は、それぞれ「しょうじ」「くすおちば」です。

 

きさらぎや ふりつむ雪を まのあたり

【作者】久保田万太郎

【補足】「ふりつむ」は「ふりつもる(降り積もる)」と同じです。

 

如月や 宮様がたの 羽子の音

【作者】阿部みどり女(あべ みどりじょ)

【補足】宮様(みやさま)とは、皇族を敬っていう言葉です。

 

如月や 雪のる杉の 花ざかり

【作者】吉武月二郎(よしたけ つきじろう)

杉の葉に積もった雪

 

僧形を 恋ふもきさらぎ 初めごろ

【作者】能村登四郎(のむら としろう)

【補足】僧形(そうぎょう)とは、僧のすがた・僧のみなりのことです。

 

ほのぼのと 泣くきさらぎの 芝居かな

【作者】橋 閒石(はし かんせき)

 

水匂ひ きさらぎの花 咲き闌けぬ

【作者】桂 信子(かつら のぶこ)

【補足】「闌ける(たける)」とは「盛りになる、たけなわになる」を意味します。

 

蜜月や きさらぎの花 くれなゐに

【作者】日野草城

【補足】蜜月(みつげつ)とは、結婚した当月のことをいいます。

 

約束は ひかへ目にして 如月は

【作者】稲畑汀子(いなはた ていこ)

 

 


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