スマートフォン解析

三隣亡とは? よくない日ですか? 【2016年版】

比叡山延暦寺

「三隣亡」や「三りんぼう」という文字が暦やカレンダーに記されていますが、どのような日か知っていますか? 「亡」という字が入っているので、何となく良くないような印象を受けますが、果たしてそうなんでしょうか?

今回は、その三隣亡についてみていくことにしましょう。

スポンサーリンク

 

三隣亡とは?

三隣亡(さんりんぼう)は、選日* (せんじつ)の一つです。他の選日には一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)や天赦日(てんしゃび、てんしゃにち)等があり、この2つは吉日(きちじつ)と呼ばれる「縁起の良い日」です。これに対して言えば、三隣亡は「縁起の悪い日凶日(きょうじつ)」ということになります。

選日とは、暦注(れきちゅう=暦に記載される吉凶、運勢など)のうち六曜、七曜、九星、十二直(中段)、二十八宿、暦注下段以外のものをいいます。撰日と書くこともあります。

六曜の仏滅(ぶつめつ)は「すべてのことに悪い日」とされていますが、同じ凶日でも三隣亡の意味合いは少し違います。

三隣亡は「建築に関することの凶日」とされていて、この日に建築関係のことを行なうと「三軒隣りまで亡ぼす」などといわれてきました。現在でも、棟上げなど建築関係の日取りは三隣亡を避けて決められることが行なわれています。

また以前には、三隣亡の日に引越しをすると、「あの家は三隣亡に越してきた」と悪口を言われる風潮がありました。

さらに、結婚式などのおめでたいことも、三隣亡の日を避ける傾向は現在でも続いています。

スポンサーリンク

 

しかし不思議なことに、江戸時代の文献には三隣亡が「三輪宝」と書かれていて、「屋立てよし」「蔵立てよし」としているものも存在します。つまり、それによれば三隣亡が凶日ではなく吉日だったことになります。

吉日から凶日へと変わってしまったことについて、暦の制作者が「よし(良し)」を「あし(悪し)」と書き誤ったとする説があります。しかし、この説に私は賛同しかねます。それまで吉日として理解されていたのに、ミスによって吉日から凶日へと反転するとは考えにくいからです。

むしろ、何らかの不都合があって意図的に凶日へと転化させたと考える方が自然です。その要因は「三輪宝」の文字に関係があると考えられるのですが、現在のところ裏付ける文献が見つかっていません。

比叡山延暦寺

 

 

2016年の三隣亡はいつ?

2016年の三隣亡のカレンダーを作りましたので参考になさってください。

三 隣 亡
1月 13(水) 7月 11(月)
25(月) 23(土)
2月 11(木) 8月 4(木)
23(火) 9(火)
3月 9(水) 21(日)
21(月) 9月 2(金)
4月 2(土) 17(土)
6(水) 29(木)
18(月) 10月 15(木)
 30(土) 27(木)
5月  5(木) 11月 13(日)
 17(火) 25(金)
 29(日) 12月 10(土)
6月 13(月) 22(木)
 25(木) 29日

 

 

まとめ

  • 三隣亡は選日(せんじつ)の一つで、「建築に関することの凶日」とされています。
  • 江戸時代には、三隣亡が凶日ではなく吉日だったことが伺える文献もあります。

【関連項目】

⇒ 吉日の意味や使い方

⇒ 六曜(大安、友引、仏滅など)の読み方、意味、順番

スポンサーリンク


サブコンテンツ

このページの先頭へ