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短編小説のおすすめ 7 -珠玉-

本を読む女性

私は小説を読むのが大好きです。ジャンルにこだわらずに何でも読みますが、短編小説の方が多い気がします。

ちょっとした隙間時間や寝る前のひと時に読むには、短編がうってつけです。

今回は、短編小説の中でも「おすすめ」といえるようなものを 100集めようと考えました。少しずつ更新していきますので、よろしければチェックしてみて下さい。

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短編小説のおすすめ 7/100

【更新中です】 φ (. .  ) 

 

雪渡り

【作者】宮沢 賢治(みやざわ けんじ)

【補足】分庫本では 10ページほどの短編です。賢治のデビュー作とされています。

【この一文】そいじゃきつねが人をだますなんて偽(うそ)かしら by 四朗

【私感】2人の兄妹が狐の幻燈会に招待されるという童話で、読み返すたびに、忘れていた子供の心を思い出させてくれます。

幻想的な美しさを持った小説です。

 

 

偸盗(ちゅうとう)

【作者】芥川 龍之介(あくたがわ  りゅうのすけ)

【補足】文庫本では 80ページほとの短編です。偸盗とは「盗人、盗むこと」の意です。芥川自身によれば「僕の書いたもんじゃ一番悪い」とのことですが…

【この一文】あなたのためなら、わたしたれを殺してもいい by 沙金

【私感】平安時代を舞台とした王朝物で、『羅生門(らしょうもん)』の続編ともいわれることがありますが、こちらの方が読み応えがあります。ヒロイン(?)の沙金(しゃきん)のバイタリティーが凄まじくて圧倒的です。

 

 

ダス・ゲマイネ

【作者】太宰 治(だざい おさむ)

【補足】分庫本では 30ページほどの短編です。題名の『ダス・ゲマイネ』はドイツ語で「通俗性」といった意味で、太宰の出身地・津軽の言葉「ん・だすけ・まいね=それだからだめなんだ」をもじったものともいわれています。

【この一文】――こうしてお互いに生きているというのは、なんだか、なつかしいことでもあるな by 馬場

【私感】色彩感覚がとても豊かで、小説家・太宰も登場するという前衛的な小説です。私は少なくとも 100回以上は読み返していますが、とにかく面白いとしか言いようがありません。

 

 

夢十夜

【作者】夏目漱石(なつめ そうせき)

【補足】文庫本では 30ページほどの短編です。第一夜から第十夜までの十章で構成されています。

【この一文】百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから by 女

【私感】夢の展開に違和感を感じるものの、それは夢なのだから仕方ないと、いつしか納得してしまうような小説です。十の夢のいずれも、終わり方が絶妙です。

 

 

山月記

【作者】中島敦(なかじま あつし)

【補足】文庫本では 10ページほどの短編です。中島敦の代表作とされています。

【この一文】 隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった

【私感】冒頭の格調高い一文(↑)で、この小説の世界へ引きずり込まれてしまいます。何度読み返しても、素晴らしいとしか思えない小説です。

 

 

いなか、の、じけん

【作者】夢野久作(ゆめの きゅうさく)

【補足】文庫本では 60ページほどの短編です。作者の郷里の実話に基づいたもので、20の話が収められています。

【この一文】イイエ、違います。まるでウラハラです…… by 後家さん

【私感】怪奇性や幻想性が特徴とされる作者の小説の中で異色の作品といえます。久作曰く「間の抜けた」話が楽しめます。

 

 

心理試験

【作者】江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)

【補足】文庫本では 40ページほどの短編です。名探偵の明智小五郎(あけち こごろう)が事件を解決する一編です。

【この一文】それとなく彼をここへ呼ぶ訳には行きませんかしら、そうすれば、僕はきっと真相をつき止めて御目おめにかけますがね by 明智小五郎

【私感】ドストエフスキーの『罪と罰』を彷彿とさせる設定が、読む者を小説世界に引き込みます。そして、いつしか犯罪を犯した主人公の心境になっている自分に気が付きます。

 

 


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