父の日っていつ? 今年は何日ですか? 【2025年版】

母の日と同様に、父の日も「○月の第○・○曜日」と決まっています。母の日は5月の連休明けというイメージがあるので何とかなります。

しかし、父の日は母の日の後、まずは母の日をという考えを持つせいか、ついうっかり父の日を…ということがあります。いや、あってはいけませんね。

そのようなことがないように、今年の父の日をしっかりと確認するとともに、父の日の由来などについてみていくことにしましょう。

今年、2025年の父の日は、6月15日(日)です。

毎年 6月の第 3日曜日に祝うので、当然のことながら日付は移動します。ちなみに、来年から向こう10年をみてみましょう。

5月に母の日のプレゼントを渡して安心していると、気が付いたら「今度の日曜が父の日！？」ということになりかねません。

6月に入ったら、父の日を意識するようにしましょう。

母の日の由来は、戦前の「地久節(ちきゅうせつ)＝皇后の誕生日」という祝日です。1931年(昭和6年)に地久節の3月6日が母の日と定められました。

そして、戦後のアメリカ文化の流入によって 5月の第 2日曜日を母の日とするようになり、現在に至っています。

父の日もまた、戦後に母の日とともに日本伝わり、普及していったと考えられます。

しかし父の日には、地久節を母の日と定めたような日本独自の歴史がないのです。つまり、外来文化の一つということになります。

それでは、アメリカで父の日が定められるまでの歴史を確認しましょう。

【アメリカの父の日の由来】

年月日	出来事
1909年 6月	アメリカ・ワシントン州スポーケンの　Sonora Smart Dodd さんが男手一つで自分を育ててくれた父のために教会で礼拝をしてもらった
1910年 6月19日	Sonora Smart Dodd さんが牧師協会に嘆願したことにより、最初の父の日の祝典がスポーケンで行なわれた
1916年	アメリカ合衆国第28代大統領 Woodrow Wilson がスポーケンで父の日の演説を行ない、父の日が認知されるきっかけとなった
1966年	アメリカ合衆国第 36代大統領 Lyndon Johnson が大統領告示により、6月の第3日曜日を父の日に定めた
1972年	アメリカで正式に、父の日が国の記念日に制定された

「母の日」がアメリカの記念日となったのは 1914年のことであり、それから約60年後に「父の日」が記念日となりました。

また、母の日に贈る花がカーネーションであるのに対し、父の日の花はバラとされています。これは、Sonora Smart Dodd さんが父の日に、父親の墓前に白いバラを供えたからといわれています

父に日に贈る花の色については、近年は黄色のものが多く見られるようになりました。

これは、古くからイギリスで「黄色は身を守るための色」とする考え方があり、やがて世界に広まっていった影響によるものです。

また、父の日の贈り物としては花に限らず、黄色いリボンなどもプレゼントすることが多くなりました。

世界の各国にも父の日があり、日付も異なり様々です。

しかし、圧倒的に多い日付は、やはり6月の第3日曜日です。この日を父の日としている国々を挙げてみましょう。

また、カトリック系の国では、聖ヨセフの日である 3月19日が父の日である国も多くあります。ヨセフはイエスの養父です。

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