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古語の美しいものを 70集めました

月と五重塔

言葉には、時が流れるとともに変化をして、かつて使われていたのとは違った形、意味合いとなって現代でも使用されているものがあります。また、我々が普段は全く使うことがなくなってしまったものなどもあります。

そして、昔の言葉=古い時代に使われていた言葉は「古語(こご)」という表現をされるものですが、それらは日本の伝統を感じさせてくれる、とても魅力的なものです。

このページには、日本の古語のなかでも、特に美しいと感じられるものを集めてみました。見た目にも美しいもの、語感や響きが美しいもの、表現している内容が美しいものなどを選びましたので、是非チェックしてみてください。

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古語の美しいものについて

  • 現代では使われることがなくなってしまったものを中心に、いわゆる「昔の言葉」を集めました。
  • 先頭の文字の五十音順に並べてあります。
  • 【読み】には、かつて読まれていたとされるものを表記しました。

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古語の美しいもの 70

 

暁起き

【読み】あかつきおき

【意味】夜明け前に起きることをいいました。「暁(あかつき)」は夜が明ける前の、まだ暗い頃のことです。

【語源・変化】「あかとき」→「あかつき」

 

 

暁月夜

【読み】あかときづくよ、あかつきづくよ

【意味】夜が明ける頃になっても、空に月が残っていることです。

【語源・変化】「つくよ」→「つきよ」

 

 

優艷

【読み】いうえん

【意味】優美で上品なことを表現する言葉です。

 

 

幽玄

【読み】いうげん

【意味】優雅で深い味わいもの、奥深い境地を表わします。

 

 

【読み】いなづま

【意味】「かみなり」のことです。

【語源・変化】古くには、稲穂は落雷によって実を結ぶと考えられ、雷(かみなり)を「稲の妻」という意味から稲妻(いなづま)と呼ぶようになったといわれています。

また、「かみなり」の語源は「神鳴り」で、神様が雷を鳴らしていると信じられていたことによります。

 

 

有涯

【読み】うがい

【意味】限りがある人の一生のことです。

【補足】仏教用語

 

 

枝扇

【読み】えだあふぎ

【意味】扇のように使う、葉がついている枝のことです。

 

 

枝を交はす

【読み】えだをかはす

【意味】男女の愛情が深いことの例えです。

 

 

御家

【読み】おいへ

【意味】お屋敷・座敷の意味で、貴人の家に対する敬称ともなります。

 

 

偕老同穴

【読み】かいらうとうけつ、かいらうどうけつ

【意味】夫婦が仲良く連れ添うことをいいます。

【補足】「偕(とも)に老い、同じ穴(=墓)に入る」の意です。

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香華/香花

【読み】かうげ、かうけ

【意味】仏前に供える香と花のことです。

 

 

九泉

【読み】きうせん

【意味】あの世のことで、「深い九重(ここのえ)の地の底」の意で、黄泉(よみ)や冥途(めいど)と同義です。

 

 

消え惑ふ

【読み】きえまどふ

【意味】死ぬほどに思い迷うことです。

 

 

乞巧奠

【読み】きかうでん、きっかうでん

【意味】中国から伝わった行事で、7月7日の夜に織女(おりひめ=織姫)と牽牛(けんぎゅう)が逢うことを祈ったり、裁縫・染織・詩歌などの技能の上達を願いました。

【語源】裁縫などが巧(たく)みになるように乞(こ)い願うことからの言葉です。

 

 

草の縁

【読み】くさのゆかり

【意味】何かの縁でつながるものをいいました。

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草枕

【読み】くさまくら

【意味】旅寝や旅そのものを表わす言葉です。

 

 

傾国

【読み】けいこく

【意味】美人、美女、遊女、遊里のことで、傾城(けいせい)ともいいます。

【語源】漢書・外威伝の「一顧傾人城、再顧傾人国(一たび顧みれば人の城を傾け、再び顧みれば人の国を傾く)」による言葉です。

 

 

京師

【読み】けいし

【意味】「都(みやこ)、京都」のことです。

 

 

蛍雪

【読み】けいせつ

【意味】苦心しながら勉学に励むことです。

【語源】中国・晋(しん)の車胤(しゃいん)が蛍の光で、孫康(そんこう)が雪の明かりで書物を読んだという故事による言葉です。

 

 

紅粉

【読み】こうふん

【意味】紅(べに)と白粉(おしろい)のことです。

紅と白粉をつけた女性のイラスト

 

 

釵子

【読み】さいし

【意味】平安時代の宮廷の女官が礼装に用いた飾りかんざしのことです。

 

 

歳旦

【読み】さいたん

【意味】元旦(元日の朝)のことで、正月吉日を選んで連歌(れんが)・俳諧(はいかい)の句会を開くことも意味します。

 

 

四時

【読み】しいじ、しいし

【意味】四季、春夏秋冬のことです。

 

 

紫雲

【読み】しうん

【意味】念仏行者の死の際に、阿弥陀仏(あみだぶつ)と菩薩(ぼさつ)らが乗ってくるという紫色の雲のことで、めでたいことを示すものとされます。

 

 

水石

【読み】すいせき

【意味】水と石、泉水(せんすい:庭にある池)と庭石のことです。転じて「自然」を意味することもあります。

 

 

末摘花

【読み】すゑつむはな

【意味】「べにばな」の別名です。また、『源氏物語』の登場人物の名前です。

 

 

清し女

【読み】すがしめ

【意味】清らかな女性、美しい女性のことです。

 

 

星霜

【読み】せいざう、せいさう

【意味】年月、歳月のことです。

【語源】星は一年で天を一周し、霜は年毎に降りることから

 

 

逍遥

【読み】せうえう

【意味】気ままにあちこちを歩き回ること、行楽の意です。

 

 

蘇合香

【読み】そがふかう

【意味】香木(こうぼく:よい匂いを漂わせるために焚く、香りの高い木)の名前で、薬用とされます。

金木犀

 

 

退紅/褪紅

【読み】たいこう

【意味】薄い桃色のことです。

 

 

千歳/千年

【読み】ちとせ

【意味】千年、長い年月のことを意味します。

 

 

月頃

【読み】つきごろ

【意味】「何ヶ月もの間」の意で、「かなり長いあいだ」を意味することもあります。

 

 

手水

【読み】てうづ

【意味】顔や手を洗い清めること、またはそのための水のことです。

【補足】「てみず」のウ音便です。

 

 

手児

【読み】てこ、てご

【意味】幼い子供のことで、手児奈(てこな、てごな)は可愛い少女のことです。

【語源】「手に抱く子」の意から

 

 

時変はさず

【読み】ときかはさず

【意味】すぐに、ただちにの意です。

 

 

なかなか

【意味】狂言や謡曲などで使われる言葉で、「いかにも、その通り」の意です。

 

 

和膚

【読み】にきはだ

【意味】柔らかい肌の意で、現代では「柔肌(やわはだ)」す。

 

 

憎からず

【読み】にくからず

【意味】感じが良い、いとしい、愛嬌があるという意味です。

 

 

脱ぎ滑す

【読み】ぬぎすべす

【意味】衣類などを滑らせるようにして脱ぐことです。

衣桁にかけた打掛け

 

 

寝おびる

【読み】ねおびる

【意味】寝ぼけるの意です。

【補足】「夢を見ておびえ目が覚める」の意とする説もあります。

 

 

音取る

【読み】ねとる

【意味】楽器の調子を合わせることです。

 

 

軒の玉水

【読み】のきのたまみず

【意味】軒先がらしたたり落ちる雨のしずくを表現する言葉です。

 

 

映え映えし

【読み】はえばえし

【意味】華やかにきわだって見えることです。また、「晴れがましい」という意味もあります。

 

 

【読み】ひひな、ひな

【意味】紙でつくった小さな人形のことで、後には、ひな祭りの人形のことをいうようになりました。

 

 

ふくさなり

【意味】ふっくらとして柔らかいことを表わす言葉です。

 

 

福地の園

【読み】ふくちのその

【意味】極楽浄土のことです。

【語源】「福徳を生じる園」から

 

 

秉燭

【読み】へいしょく

【意味】灯火をともすころ、夕方のことをいいます。

【補足】「灯火を手に持つ」の意です。

 

 

奉加銀

【読み】ほうがぎん

【意味】寺社に奉納する金銭のことです。

 

 

申し子

【読み】まうしご

【意味】神仏に祈願して授かった子のことです。

平安神宮

 

 

見集む

【読み】みあつむ

【意味】数多くのものを見ることをいいます。

 

 

見隠す

【読み】みかくす

【意味】見て見ぬふりをすることです。

 

 

三日の夜の餠

【読み】みかのよのもちひ

【意味】平安時代において、新婚三日目の夜に新郎新婦が食べる祝い餅(もち)のことで、これを食べることが結婚成立の証(あかし)となりました。「みかよのもち」「みかのもちい」ともいいました。

 

 

昔覚ゆ

【読み】むかしおぼゆ

【意味】昔が忍ばれる、古風な感じがするという意味です。

 

 

愛し

【読み】めぐし

【意味】切ないほど可愛い、いとおしいことを表現する言葉です。

【補足】「いたわしい」「かわいそうな」の意味もあります。

 

 

もがな

【意味】「~であればなあ、~があればいいなあ」の意味です。

【変化】 上代;もがも → 中古:もがな

 

 

影向

【読み】やうがう

【意味】神仏が仮の姿を現すことです。

 

 

夜行

【読み】やかう、やぎゃう

【意味】夜歩き、夜回りのことです。

【補足】「百鬼夜行(ひゃっきやこう/やぎょう)」は、日本の説話に記述されている、夜遅くに出現する鬼や妖怪などの群れ、それらの行進のことです。

 

 

八雲

【読み】やくも

【意味】幾重にも重なっている雲のこと、また、和歌を意味することもあります。

 

 

雪気

【読み】ゆきげ

【意味】雪が降りだしそうな気配のことをいいます。

雪の気配

 

 

雪の玉水

【読み】ゆきのたまみず

【意味】木の枝などの雪がとけてしたたり落ちる雫(しずく)のことを表わす言葉です。

 

 

夜さり

【読み】ようさり、よさり

【意味】夜、夜になるころ、今夜の意です。

 

 

洛中

【読み】らくちゅう

【意味】都の中、特に京都の町の中のことをいいます。

【語源】「洛」は「洛陽(らくよう:中国の都の名)」の略です。

 

 

【読み】らふ

【意味】旧暦12月の別名で、臘月ともいいます。

 

 

柳髪

【読み】りうはつ

【意味】女性の美しい髪を表現する言葉です。

【語源】柳が風になびくさまにたとえた言葉です。

 

 

瑠璃/琉璃

【読み】るり

【意味】ガラスの古い呼び名です。また、「瑠璃色(るりいろ:紫みを帯びた濃い青)」を略したものです。

 

 

蓮華/蓮花

【読み】れんげ

【意味】蓮(はす)の花のことです。

 

 

朧朧

【読み】ろうろう

【意味】少しかすんでいる様子を表現する言葉です。

 

 

往昔

【読み】わうじゃく、わうせき

【意味】遠い昔のことをいいます。

 

 

幼目

【読み】をさなめ

【意味】幼児の目、また、幼い頃に見たことをいいます。

折り鶴と金平糖

 

 


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