三重といえば… のまとめ 20
三重といえば、あなたは何が思い浮かびますか。
私は、やはり伊勢神宮が一番最初に出てきます。今まで行ったことがないので、是非とも訪れてみたいと思っています。
このページでは、三重といえば必ずランキングで名前が挙がるもの、どうしても欠かせないないものを、由来などにこだわってみていきましょう。
目次
三重といえば… のまとめ20
赤福餅
赤福餅(あかふくもち)は、伊勢市の和菓子屋・赤福の餅菓子で、餅を漉し餡(こしあん)で包んだあんころ餅の一種です。
江戸時代の初期には「赤福」という名前の餅屋が営業していたといわれ、1708年に刊行された浮世草子『美景蒔絵松(びけいまきえのまつ)』には「赤福とやら青福とやら云ふあたゝかな餅屋に…」という記述があります。
赤目四十八滝
赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は、名張市赤目町にある一連の滝の名称で、日本の滝百選に選出されています。
このうち以下の 5つの滝は赤目五瀑(あかめごばく)と呼ばれています。
- 千手(せんじゅ)滝
- 荷担(にない)滝
- 布曳(ぬのびき)滝
- 琵琶(びわ)滝
- 不動(ふどう)滝
第119回直木賞を受賞した車谷長吉(くるまたに ちょうきつ)の小説『赤目四十八瀧心中未遂(あかめしじゅうやたきしんじゅうみすい)』の舞台としても知られています。
英虞湾
英虞湾(あごわん)は志摩半島南部にある湾で、真珠養殖でもよく知られていて、昭和の初期には「真珠湾」という呼び方もされていました。
リアス式海岸としても知られていて、湾内の最深部は約 40mあります。
英虞湾
伊賀牛
伊賀牛(いがぎゅう)は三重の特産物で、伊賀地方で産出される食用の牛肉です。
江戸時代には、伊賀牛の干し肉が伊賀忍者の非常食とされたといわれています。
伊賀流忍者博物館
伊賀流忍者博物館は伊賀市の上野公園内にあり、博物館法に基づく登録博物館として三重県が 2008年に認定しています。
近年は海外からの観光客が増加しています。
【所在地】三重県伊賀市上野丸之内11
伊勢うどん
たまり醤油を用いた黒くて濃厚なツユ(あるいはタレ)と太くて柔らかい麺を特徴とするのが伊勢うどんです。
由来は、浦田町橋本屋七代目・小倉小兵がお蔭参りの参詣客へ提供したのが始まりといわれています。
伊勢海老
伊勢海老(いせえび)は三重の「県の魚」に指定されています。
名前の由来は伊勢が主産地であったことですが、磯に生息するという意味の「いそえび」が変化したものという説もあります。
古くには「具足海老(ぐそくえび)」「鎌倉蝦(かまくらえび)」とも呼ばれていました。
伊勢神宮
一般的には「伊勢神宮(いせじんぐう)」の名前で知られていますが、正式な名称は「神宮(じんぐう)」です。親しみを込めて「お伊勢さん」、「大神宮さん」などとも呼ばれています。
江戸時代に盛んになったお伊勢参りは、庶民にとって一生に一度の大きな夢でした。
内宮(ないくう)と外宮(げくう)という2つの正宮があり、内宮には天照大神(あまてらすおおみかみ)として知られる天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)が、外宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。
【所在地】 内宮:三重県伊勢市宇治館町1 外宮:三重県伊勢市豊川町279
伊勢茶
伊勢茶(いせちゃ)は、古くから三重(かつては伊勢国:いせのくに)で生産されていた日本茶です。
室町時代から江戸時代にかけて、伊勢商人や御師(おんし=寺社で参拝や宿泊を世話する人)が伊勢茶を全国的に広め始めました。
お茶の旨み成分の一つであるテアニンを多く含んでいるかぶせ茶の生産量は国内でトップクラスです。
鬼ヶ城
鬼ヶ城(おにがじょう)は、熊野灘(くまのなだ)に面した 1kmにも及ぶ海食洞(かいしょくどう)です。
獅子巌(ししいわ)とともに「熊野の鬼ケ城 附 獅子巖」として国の名勝及び天然記念物に指定されています。
熊野古道
熊野古道(くまのこどう)は、熊野三山(くまのさんざん=熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への参詣道のことで、熊野参詣道ともいわれます。
主として次の道が熊野古道といわれています。
- 伊勢路(いせじ)
- 大辺路(おおへち)
- 紀伊路(きいじ)
- 小辺路(こへち)
- 中辺路(なかへち)
志摩スペイン村
志摩スペイン村は、志摩市磯部町にある複合リゾート施設で、テーマパークの「パルケエスパーニャ(Parque España)」、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」で構成されています。
志摩スペイン村の面積は113ヘクタールあり、東京ドームに換算すると約24個分になります。
【所在地】三重県志摩市磯部町坂崎字下山952-4
鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットは鈴鹿市(すずかし)にある国際レーシングコースで、F1日本グランプリや鈴鹿 8時間耐久ロードレースなどの開催で知られています。
レーシングコースの他にも遊園地、ホテル、レストラン、天然温泉、テニスコート、ボウリング場などがあり、大型のリゾート施設が形成されています。
【所在地】三重県鈴鹿市稲生町
椿大神社
椿大神社(つばきおおかみやしろ)は鈴鹿市にある神社で、猿田彦大神(さるたひこおおみかみ)を祀る神社の総本社とされています。
【所在地】三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
椿大神社・かなえ滝
鳥羽水族館
鳥羽水族館は日本で 26番目に開館された水族館で、私立博物館にも指定されています。
展示されている生物は 1000種を超え、国内では最大の規模を誇ります。
【所在地】三重県鳥羽市鳥羽三丁目3番6号
ナガシマスパーランド
ナガシマスパーランドは 1966年に開園した遊園地(アミューズメントパーク)で、敷地面積は国内で東京ディズニーランドに次いで第2位です。
【所在地】三重県桑名市長島町浦安333
松阪牛
松阪牛(まつさかうし、ぎゅう)は、神戸ビーフ、近江牛または米沢牛とあわせて日本三大和牛とされています。
肉が霜降りであることが特徴で、「肉の芸術品」と呼ばれることもあります。
1935年に『全国肉用牛畜産博覧会』で名誉賞を受賞してから、名前が全国的に知られるようになりました。
夫婦岩
伊勢市の二見興玉(ふたみおきたま)神社にある夫婦岩(めおといわ)は、沖の海中に鎮座する興玉神石(おきたましんせき)の鳥居ともいわれています。
大きい岩は「男岩(おいわ)」「立石(たていし)」、小さい岩「女岩(めいわ)」「根尻岩(ねしりいわ)」と呼ばれ、二つの岩には大注連縄(おおしめなわ)がかけられて。います
二つの岩の間からの日の出の構図は江戸時代の浮世絵の題材にもなっていて、「二見浦(ふたみがうら)の夫婦岩」として広く知られてきました。
二見浦の夫婦岩
めはり寿司
めはり寿司は、おにぎりを浅漬けにした高菜の葉でくるんだもので、大葉寿司、千貼り(せんばり)寿司、高菜寿司、芭蕉葉(ばしょば)寿司などと呼ばれることもあります。
「めはり(目張り)」という名前の由来については、以下のような説があります。
- 目を見張るほどにおいしいから
- 目を見張るほど大きいから
- おにぎりに高菜で目張りをするようにして作るから
安永餅
安永餅(やすながもち)は、つぶ餡が入った細長くて平らな焼餅で、「ともち」「牛の舌もち」といわれることもあります。
安永餅は江戸時代から桑名の名物、土産物として人気があり、松平定信(まつだいら さだのぶ)が考案したものともいわれています。