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秋麗の俳句 20選 -あきうらら、しゅうれい-

秋の紅葉

よく晴れた秋の日は、長閑でとても心地よく感じられます。このような心持ちや情景などを「秋麗」という言葉で表現することがあります。

この「秋麗」は俳句において秋の季語でもあり、多くの作品に詠み込まれてきました。

このページには、「秋麗」が詠まれた俳句を多く集めました。清々しい秋の雰囲気に満ちた作品ばかりですので、どうかじっくりと鑑賞してみて下さい。

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秋麗の俳句 20選

秋の季語である「秋麗」が詠み込まれた俳句を集め、句の文字の五十音順に並べました。

どうぞ、ごゆっくりとご鑑賞下さい。

 

 

秋うらら 海の幼女に 手を委ね

【作者】佐藤鬼房(さとう おにふさ)

【補足】「委ね」の読み方は「ゆだね」です。

 

秋麗 折には波の くつがへり

【作者】清崎敏郎(きよさき としお)

 

秋うらら 画集重しに 揺り木椅子

【作者】上田五千石(うえだ ごせんごく)

 

秋うらら 佛徒に賜る 鳩の糞

【作者】上田五千石

【補足】佛徒(ぶっと=仏徒)とは、仏教を信奉する人、仏教徒のことをいいます。

 

遊び着を 買ふ秋麗に さそはれて

【作者】能村登四郎(のむら としろう)

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老の身に 服を新調 秋うらら

【作者】村越化石(むらこし かせき)

 

老の身に 忙を賜はり 秋うらら

【作者】林 翔(はやし しょう)

【補足】「賜はり」の読み方は「たまわり」です。

 

学僧の ふどしが干され 秋麗

【作者】石川桂郎(いしかわ けいろう)

【補足】学僧(がくそう)とは、学問に長じた僧侶、 修学中の僧のことをいいます。

 

伎芸天 をろがみ出でて 秋麗ら

【作者】鈴鹿野風呂(すずか のぶろ)

【補足】伎芸天(ぎげいてん)とは、天部(てんぶ:天界に住む者の総称)の一つです。

 

句碑高し 句業も高し 秋うらら

【作者】林 翔

秋空と十月桜

 

さまざまに 来て秋麗の 灯を囲む

【作者】稲畑汀子(いなはた ていこ)

 

秋麗の 坂道のぼりつめても青

【作者】平井照敏(ひらい しょうびん)

 

秋麗の 産後まばゆき 妻迎ふ

【作者】能村研三(のむら けんぞう)

 

秋麗の 八十八歳 祝はれて

【作者】能村登四郎

 

秋麗の 嶺へ一書を かかげけり

【作者】小澤克己(おざわ かつみ)

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秋麗や 老岳人の 古チョッキ

【作者】松崎鉄之介(まつざき てつのすけ)

【補足】岳人(がくじん)とは、山登りに生きる人、登山家を意味します。

 

秋麗や 長寿の顔の 愛くるし

【作者】能村研三

 

秋麗や 眼鏡三本 新調す

【作者】小澤克己

【補足】「眼鏡」の読み方は「めがね」です。

 

ストレスの たまる松の木 秋うらら

【作者】坪内稔典(つぼうち としのり)

 

天上の 声の聞かるゝ 秋うらら

【作者】野田別天楼(のだ べってんろう)

 

 


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