【えと】の順番って… 何でしたっけ? 【2024年/令和 6年版】
年末が近づいてくると、来年のえと(十二支)が気になってきますよね。やはり、年賀状にイラストを入れたり何の年かを書いたりするので、確認する必要があります。
そこで、このページでは、えとの由来、読み方、十二支にまつわる話などをみていくことにしましょう。
ちなみに、2024年のえとは「辰(たつ)」です。(2023年は「卯:うさぎ」でした。)
えと(十二支) の順番と読み方
十二支を一覧にしましたので、ご覧になってください。
えと | 音読み | 訓読み | 動物 | 西暦 | 令和 | |
1 | 子 | し | ね | ねずみ | 2020 | 2年 |
2 | 丑 | ちゅう | うし | うし | 2021 | 3年 |
3 | 寅 | いん | とら | とら | 2022 | 4年 |
4 | 卯 | ぼう | う | うさぎ | 2023 | 5年 |
5 | 辰 | しん | たつ | たつ | 2024 | 6年 |
6 | 巳 | し | み | へび | 2025 | 7年 |
7 | 午 | ご | うま | うま | 2026 | 8年 |
8 | 未 | び | ひつじ | ひつじ | 2027 | 9年 |
9 | 申 | しん | さる | さる | 2028 | 10年 |
10 | 酉 | ゆう | とり | とり | 2029 | 11年 |
11 | 戌 | じゅつ | いぬ | いぬ | 2030 | 12年 |
12 | 亥 | がい | い | いの しし |
2031 | 13年 |
えとの由来は?
日本では、「えと」に「干支」の漢字を使い、十二支(じゅうにし)を指すことが多いですが、「干支(えと、かんし)」は中国から伝わって来たものです。
これは、殷(いん:紀元前の中国の王朝)の時代で既に使われていました。
そして、本来の「干支」は「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせを意味する言葉です。
ですから、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」ともいわれます。
しかし、十二支と動物の結びつきは明らかになっていません。
※「十干(じっかん)」に関係のある、こちらもの記事もご覧になってみてください
【関連】 恵方巻きの方角の決め方
十二支に猫が入っていない理由(えとにまつわる話)
この話は、誰でも知っているのではないでしょうか。
私も、子供の頃に聞いたのですが、いまだに覚えています。
細かいところは違っているかもしれませんが、このような話でした。
ある年の暮れに、神様が動物たちを集めて言いました。
「元日の朝に、私を訪ねてきなさい。
12番目までに着いた動物には、 1年交代で動物の大将をつとめてさせてあげよう」
動物たちは、一生懸命に神様のお住まいを目指しました。
その中で、一番早く着いたのは牛でした。
しかし、門が開いたときに、牛の背中に乗って来たねずみが最初に中に飛び込みました。
一方、猫は一日遅れてやってきました。
神様を訪ねる日を忘れて、ねずみに聞いたのですが、うそを教えられたのです。
そのせいで、猫は 12番目までに入れなかったのです。
それ以来、猫はいつもねずみを追いかけているのです。
この話を聞いたときに、妙に納得した記憶があります。
ねずみには、ずる賢いイメージがあるからでしょう。
しかし、国によっては違いがあるようです。
ベトナムやチベットでは、うさぎの代わりに猫が入っています。
まとめ
- 中国から伝わった「干支(えと、かんし)」は「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を合せたものです。
- 日本では「えと」というと動物と結びついた「十二支」を指すことが多いです。
- 日本の十二支には猫が入っていませんが、ベトナムやチベットのように猫を含む国もあります。
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