白露の俳句 10選 -はくろ-

薄い青い色の睡蓮の花

9月の上旬には、二十四節気の一つである「白露(はくろ)」があります。

この白露は俳句の季語でもあり、多くの俳句作品に詠まれています。

このページには、白露が詠み込まれた俳句の中から 10句を選びました。秋の始め頃の爽やかな雰囲気に満ちたものばかりですので、どうかじっくりと鑑賞してみて下さい。

スポンサーリンク

白露の俳句 10

草の葉の上の露の玉

暦の二十四節気の「白露(はくろ)」「白露の日」が詠まれた句を集め、俳句の文字の五十音順に並べました。

なお、これらは俳句において秋の季語として扱われます。

【関連ページ】

⇒ 二十四節気とは?

⇒ 白露とは?

 

閾をすべる 雨戸いくつも 白露の日

【作者】桂 信子(かつら のぶこ)

【補足】「閾」の読み方は「いき、しきい(=敷居)」です。

 

一会また 神に給ひし 白露の日

【作者】河野扶美(こうの ふみ)

【補足】一会(いちえ)とは、法会(ほうえ=仏教の儀式)、会合、一度の出会いなどを意味します。

 

糸尻の 掌になじみたる 白露の日

【作者】斉藤史子(さいとう ふみこ)

【補足】糸尻(いとじり)とは、茶碗などの底の、輪状に突き出した部分のことです。「掌」の読み方は「て(=手のひらの意味)」です。

スポンサーリンク

 

快晴の 白露の一日 授かりぬ

【作者】稲畑汀子(いなはた ていこ)

 

偶然に 買ひ得し一書 白露の日

【作者】高田 風人子(たかだ ふうじんし)

 

漬梅の 紅のひと粒 白露の日

【作者】飯田龍太(いいだ りゅうた) 

【補足】漬梅(つけうめ)とは、梅干しのことをいいます。

 

何事も 過ぎてゆくもの 白露の日

【作者】稲畑汀子

夕空の中の五重塔のシルエット

 

二階から 声のしてゐる 白露の日

【作者】桂 信子

 

白露にて 已が咀嚼にも 親しみぬ

【作者】森 澄雄(もり すみお)

【補足】「已が(おのが)」は「自分自身の」という意味です。咀嚼(そしゃく)とは、よく噛み砕くことをいいます。

 

みちのくへ 白露過ぎたる 旅支度

【作者】星野 椿(ほしの つばき)

【補足】みちのく(陸奥)は、かつての陸前(りくぜん)・陸中(りくちゅう)・陸奥(むつ)の三つの国の総称です。現在の青森・岩手・宮城・福島に相当します。

岩手山

 


 関 連 ペ ー ジ 


⇒ 9月の俳句 20選

⇒ 9月の季語【一覧】

⇒ 秋の俳句 30選

⇒ 有名な俳句 30選

⇒ 有名な俳人【リスト】

スポンサーリンク


サブコンテンツ

このページの先頭へ