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小満の俳句 -しょうまん-

桑の赤い実

5月の後半には、二十四節気の一つの「小満(しょうまん)」があります。

この小満は、俳句においては夏の季語であり、俳句作品にも詠み込まれています。

このページには、小満が詠み込まれた俳句の中から 10句を集めました。草木や花々などが生き生きとしてくる頃の雰囲気を、どうかじっくりと鑑賞してみて下さい。

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小満の俳句 10選

 

小満の 風を青しと 遊びけり

【作者】草間時彦(くさま ときひこ)

 

小満の 月へ開けおく 納屋の窓

【作者】黛 執(まゆずみ しゅう)

【補足】「開け」の読み方は「け」です。納屋(なや)とは、物置小屋のことです。

 

小満の 人影ふゆる 田に畑に

【作者】太田 嗟(おおた ああ)

 

小満の まるき柱を 抱きをり

【作者】柿本多映(かきもと たえ)

【補足】「抱き」の読み方は「いだき」です。

 

小満の みるみる涙 湧く子かな

【作者】山西雅子(やまにし まさこ)

【補足】「湧く」の読み方は「わく」です。

 

小満の 身を大いなる 樹下に容れ

【作者】池田秀水(いけだ しゅうすい)

【補足】「容れ」の読み方は「いれ」です。

 

小満や 川うごかして 手を洗ふ

【作者】鳥居おさむ

 

小満や 母に八十二歳の日 

【作者】平間眞木子(ひらま まきこ)

 

小満や みどりさしたる 寺の屋根

【作者】森澄雄(もり すみお)

 

山葵田の 小満の水 余りけり

【作者】鈴木しげを

【補足】「山葵田」の読み方は「わさびだ」です。

 


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