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夏至はいつ? どんな風習がありますか? 【2023年版】

紫陽花の花

夏至については、「一年のうちで一番昼が長い」と小学校で教えてもらった記憶があります。そして、それとは別に「暑さがピーク」といったようなイメージを自分なりに作りあげてしまったようです。

よくよく考えてみれば、夏至の日は梅雨の時期であることがほとんどで、強い陽射しを受けることも少ないはずです。

このページでは、あらためて夏至について考えるとともに、今年の夏至はいつなのか、夏至にはどんな風習があるのかなどを確認していきましょう。

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そもそも夏至とは?

優雅な景色ですね

 

「夏至」の読み方は、『げし』です。

夏至とは、一年を24等分して、それぞれに季節の名前を付けた二十四節気の一つで、「一年のうちで、もっとも昼が長くなる日」のことをいいます。

ただし、これは地球の北半球でのことで、南半球では昼と夜の関係が逆になります。

ですから、上記の日本での夏至の日と対照的に、南半球の国では「夏至は一年のうちで、もっとも昼が短くなる日」ということになります。

なお、二十四節気については、こちらをご覧ください。

 【関連】 二十四節気とは?

 

『こよみ便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記載されています。

『こよみ便覧』とは、太玄斎(たいげんさい)こと、常陸宍戸藩の第5代藩主・松平頼救(まつだいら よりすけ)の著した暦についての解説書で、天明七年(1787年)に出版されたものです。

 

この二十四節気を、さらに3つに分けたものが七十二候(しちじゅうにこう)と呼ばれるものです。

【夏至の七十二候】

初候:乃東枯(なつかれくさかれる)

「うつばぐさが黒ずんで、枯れたように見えるころ」のことです。

次候:菖蒲華(あやめはなさく)

「あやめの花が咲き始めるころ」のことです。

末候:半夏生(はんげしょうず)

「半夏(はんげ=カラスビシャク)が生え始めるころ」のことです。

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2023年の夏至はいつ?

2023年の夏至は、6月21日(水)です。

なお夏至の日付は、ほとんどが 6月21日、6月22日のいずれかとなります。

夏至を前後の二十四節気と並べてみると、次のようになります。(2023年)

芒種(ぼうしゅ) 6/6 ⇒ 夏至(げし) 6/21 ⇒ 小暑(しょうしょ) 7/ 7

二十四節気は、期間を表すものとして使われることもあります。その場合は、次の節気の前日までの期間を表わします。

つまり、6/21 ~ 7/ 6 の期間を「夏至」ということもあります。

花壇の紫陽花

 

 

夏至の風習は?

 

夏至祭(三重)

三重県伊勢市の二見興玉(ふたみおきたま)神社で行われる『夏至祭』は有名な祭です。ニュース映像などでご存知の方も多いでしょう。

二見浦(ふたみがうら)の夫婦岩(めおといわ)の二つの岩の間からの日の出は、江戸時代の浮世絵の題材にもなっています。

夫婦岩と日の出の組み合わせが素晴らしい光景です

 

夏至の食べ物

  • 愛知 - 無花果(イチジク)の田楽を食べる
  • 関東 - 新小麦でつくった焼餅を神様に供える

夏至の日に特有の食べ物としては、上記の2つが風習として残っています。

他に、関西のタコ、福井の鯖(さば)、香川のうどんなどが夏至の食べ物として挙げられることがありますが、これらは夏至の 11日ほど後の半夏生(はんげしょう)の日の食べ物です。

 【関連】 半夏生とは?

かつては、半夏生が田植えを終わらせる目安とされていたので、それより前の夏至の日に行事などをとり行う余裕はなかったと私は考えています。

 

 

夏至を英語でいうと? - in English –

夏至を英語で表現すると、summer solstice となります。

solstice は名詞で「極点、最高点」といった意味をもっていて、天文学では「(太陽の)(し)」を意味します。

 

 

まとめ

  • 夏至は、一年を24等分して季節の名前を付けた二十四節気の一つで、「一年のうちで、もっとも昼が長くなる日」のことをいいます。
  • 2022年の夏至は、6月21日(火)です。
  • 夏至には、三重県伊勢市の二見興玉(ふたみおきたま)神社で『夏至祭』が行われます。

 


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⇒ 夏至の俳句

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