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花衣の俳句 20選 -はなごろも-

桜の花と和服

花見をする時に着る衣服のことを、花衣(はなごろも)という美しい言葉で表現することがあります。

この「花衣」は俳句において春の季語でもあり、多くの作品に詠み込まれてきました。

このページには、「花衣」が詠まれた俳句を多く集めました。春の花見の頃の雰囲気に満ちた作品ばかりですので、どうかじっくりと鑑賞してみて下さい。

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花衣の俳句 30選

「花衣」が詠み込まれた俳句を集め、句の文字の五十音順に並べました。

どうぞ、ごゆっくりとご鑑賞下さい。

 

 

雨の樹の 下には紅の 花衣

【作者】横光利一(よこみつ りいち)

 

後れじと ゆすらの梅も 花ごろも

【作者】石塚友二(いしづか ともじ)

【補足】ユスラウメはバラ科の落葉低木です。

 

顔見せや 老い椀久が 花衣

【作者】松瀬青々(まつせ せいせい)

【補足】椀久(わんきゅう)は、江戸時代の大坂堺筋(さかいすじ)の商人・椀屋久右衛門(わんや きゅうえもん)の通称で、歌舞伎・浄瑠璃・音曲などの題材になっています。

 

きてもみよ 甚平が羽織 花衣

【作者】松尾芭蕉(まつお ばしょう)

【補足】甚兵衛羽織(じんべえばおり)は「甚兵衛(じんべえ)、甚平(じんべい)」とも呼ばれます。

 

しどけなく 帯ゆるみ来ぬ 花衣

【作者】高橋淡路女(たかはし あわじじょ)

【補足】「しどけなく」とは、身なりなどが、しまりがなく乱れている様子を表現する言葉です。

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じやんけんの 白き拳や 花ごろも

【作者】日野草城(ひの そうじょう)

【補足】「拳」の読み方は「こぶし」です。

 

旅鞄 ほどけばあふれ 花衣

【作者】稲畑汀子(いなはた ていこ)

【補足】「旅鞄」の読み方は「たびかばん」です。

 

旅疲れ さらりと捨てん 花衣

【作者】稲畑汀子

 

ぬぎすてし 人の温みや 花衣

【作者】飯田蛇笏(いいだ だこつ)

【補足】「温み」の読み方は「ぬくみ」です。

 

花衣 うつくしき人は 美しく

【作者】山口青邨(やまぐち せいそん)

桜色の和服と散った花びら

 

花衣 蚕の命 いく千万

【作者】正岡子規(まさおか しき)

【補足】「蚕」の読み方は「かいこ」です。

 

花衣 紺を己の 色として

【作者】鈴木真砂女(すずき まさじょ)

【補足】「己」の読み方は「おのれ」です。

 

花衣 しどけなきまで 着くづれて

【作者】鈴木真砂女

 

花衣 脱いでいそ~ 夕支度

【作者】清原枴童(きよはら かいどう)

【補足】「いそいそ」とは、うれしい事があるために、動作が調子づいている様子を表す言葉です。「夕支度」の読み方は「ゆうじたく」です。

 

花衣 脱ぎて脱がざる 心あり

【作者】稲畑汀子

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花衣 脱ぎもかへずに 芝居かな

【作者】高浜虚子(たかはま きょし)

 

花衣 よごれ去来と 見ゆる也

【作者】小林一茶(こばやし いっさ)

【補足】向井去来(むかい きょらい)は、江戸時代前期の俳人で蕉門十哲(しょうもんじってつ:松尾芭蕉の弟子の中で、特に優れた高弟 10人)の一人です。

 

胸もとに 鍵の鈴鳴る 花衣

【作者】井上 雪(いのうえ ゆき)

 

胸あはぬ 日もありつらん 花衣

【作者】松岡青蘿(まつおか せいら)

【補足】「ありつらん」は「きっとあっただろう、あったはずだ」の意です。

 

老妻の 花衣とや 人の婚

【作者】山口青邨

満開の桜と青空

 

 


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