新札に両替したいけど、土日だったらどうすればいい?
結婚式などのお祝い事やお年玉などで、新札が必要になることがあります。
それが平日であれば、銀行や郵便局の窓口や、ATM などで両替することもできます。しかし、土日祝の場合には少し困ってしまいます。
私も、お祝い事の前日の夜や当日にあわてた経験が何度かあります。そんなときには、手数料がどうこう言っていられません。とにかく新札を手に入れようと必死になって……
そこで、このページでは、前もって新札を用意していなかった場合にどうするかをお伝えいたします。
結婚式場・ホテルなどで両替してもらう
結婚式でのご祝儀袋には、やはり新札を入れたいものです。
しかし、意外と当日になって「新札がない!」ということが起こりがちです。これは、ご祝儀袋を買った時点で「準備ができた」と安心してしまうからでしょうか…
そのような時には、結婚式場や式が行われるホテルなどで両替してもらうことを考えましょう。
新札を用意しているところは、かなり多くあります。手数料もかかりませんし、遠慮することもないでしょう。
かなりの確率で、新札を手に入れることができます。
最近では、「新札」と「ピン札」を意識して区別する傾向がみられます。
つまり、まったくの未使用であるものと、使用されていてもシワ・折り目・汚れなどがないものとを別のものとして扱っています。
しかし、受取った側にしてみれば、「新札」か「ピン札」のどちらであるかということを意識することは、まずないでしょう。
見た目がキレイなものであれば、それで十分に気持ちが良いものです。
ですから、このページでも両者を分けて考えずに、「キレイなお札=新札」として表現しています。
なお、結婚式場やホテルなどであれば必ず両替できるとは限りません。
ですから、出かける前に電話して、新札の容易があるかどうかを確認することをおすすめします。
もしも、「あいにく……」と言われてしまったら、ほかの手を考えることにしましょう。
また、式場に着くまでに手に入らなかった場合は、現地で両替をお願いできるような友人・知人に頼むという方法もあります。
新札や新札に近いものを持っているかどうかは運ともいえますが、これを頼むことができる人がいる場合には試してみる価値があります。
コンビニのATMで新札を手に入れる
もし近所にコンビニがあれば、ATMでお金の出し入れをして新札を探すのも一つの方法です。
街中であれば、知らない土地であっても、数件のコンビニを見つけるのは難しくはないでしょう。
銀行のATMとコンビニのATMを比べた場合、私の感覚的にですが、コンビニの方が新札に当たる確率が高いように思います。
この場合も、新札が手に入るかどうかは運によりますが…
10枚を引き出して10枚が新札のこともあれば、何度繰り返しても全部がクシャクシャのこともあります。
私も以前に試したことがありますが、100枚引き出しても折り目のない新札が 2・3枚しかなかったという経験があります。
ただし、一日の出金可能額の範囲内で出し入れを行なうことになるので、新札が出て来るまで何度でもというわけにはいきません。
また、自宅の近所に行きつけのコンビニや商店などがあって、そこの店員さんと仲良くなっている場合にはチャンスがあります。
必要な新札が数枚であれば、この方法で意外にスンナリと新札が手に入ったりします。
新札を使う予定が近くなったら、仲良しの店員さんに声をかけて新札をキープしておいてもらうよう頼んでおくとと、楽に手に入れられるかもしれません。
最後の手段は…
以上の方法が難しいのであれば、残されているのは古典的(?)なアイロンを使う方法です。こうなると、「両替」ではなくなってしまいますが…
これも、私は試したことがあります。やってみると、意外とうまく…… できないものです。
もっともその時は、水で濡らしたお札に直接アイロンを高温で当てたせいかもしれません。シワは目立たなくなりましたが、表面がツルツルで反り返ったお札ができてしまいました。
さらに、大きさも他のお札と比べると微妙に小さくなってしまいました。手を加えていない普通のお札と比べると、少し違和感が出てしまうのです。
「お札のアイロンがけなら、うまくできるよ」という人に聞いたところでは、
- 「洗たくノリ」をお札の両面にスプレーする
- アイロンの温度設定は「低温」にする
- お札に紙か布を一枚のせて、その上からアイロンをかける
というのがコツだそうです。アイロンがけに慣れている方なら、上手にできるかもしれません。
ただし、近年の紙幣にはホログラムのあるものが存在します。
私は、ホログラムの部分にアイロンをかけたことはありませんが、変色や変質を起こしてしまうことが考えられます。
ですから、アイロンを使う場合には、ホログラムの部分を避けるように注意する必要があります。
新札が必要とされないのは?
ここまで、新札を手に入れる方法を考えてきましたが、逆に新札が必要とされないケースもあります。
それは、いわゆる不祝儀(ぶしゅうぎ)・不祝言(ぶしゅうげん)といわれるものです。つまり、葬儀・葬式に関するものです。
この場合には、新札の使用を避けて、使用されたお札を用いるのが良いとされています。シワ、折り目、汚れなどがあっても、あまりひどくなければ気にすることはありません。
もし、新札しかなかった場合には、軽く折り目をつけてから使用しましょう。
まとめ
- 結婚式場やホテルで、前もって電話をした上で両替してもらいましょう。
- 式場などで、両替を頼めるような人がいればお願いしてみましょう。
- コンビニのATMで入出金を繰り返せば、新札が入手できる可能性があります。
- 行きつけのコンビニや商店があれば、店員さんにお願いしてみましょう。
- アイロンでシワを伸ばすという手もありますが、上記のコツを参考にして下さい。
- 不祝儀・不祝儀の場合は、新札ではなく、使用されたお札をつかいましょう。
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