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10月といえば… をいろいろ集めてみました

紅葉した葉

10月になると、いよいよ季節は秋本番といった雰囲気になってきます。

特別に暑い日もなければ、寒さを感じることもあまりない、とても過ごしやすいのが 10月です。行楽をはじめ何をするにも適した気候なので、充実した時間が過ごせるのではないでしょうか。

そして、いつしか夏が遠い昔のことだったような気さえしてきます。

このページには、10月といえばすぐに思い浮かぶもの、10月ならではの風物詩などを、ランキング、行事、食べ物、花などを中心に集めました。是非とも一度チェックしてみて下さい。

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10月といえば、ランキングの上位は何?

まず、「10月といえば○○」といったランキングで代表的なものをみていきましょう。

複数のランキングで上位に挙げられているものを、五十音順に並べました。10月らしいといえるものばかりで、思わず納得してしまいます。

 

いも掘り

いも掘りは、小さい子供でも楽しめる楽しい行事ですね。

 

運動会/体育祭

日本で運動会が行われ始めたのは明治時代で、当時は体操会体育大会競闘遊戯会などの名称でした。

 

温泉旅行

日本では、明治時代に温泉の科学的研究が盛んになりました。昭和以降に温泉の医療効果が実証され、温泉の利用者が急速に増加していったのです。

 

栗拾い

古くから、栗の実は人々にとって身近な食べ物でした。栗にはさまざな種類があります。

  • ニホングリ - 一般に多く出回っているもの
  • チュウゴクグリ - 「天津甘栗(てんしんあまぐり)」として有名
  • ヨーロッパグリ - マロングラッセに使われるもの

 【関連】 栗の俳句

 

芸術の秋

秋には、日展(日本美術展覧会)、仁科展院展など多くの展覧会が開催されます。

 

食欲の秋

秋に旬となる食材は多く、「味覚の秋」という表現が多く使われます。

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スポーツの秋

1927年(昭和2年)9月25日付けの『朝日新聞』で「スポーツの秋」という言葉が使われました。その後、1964年(昭和39年)10月10日に東京オリンピックが開催されたこともあり、この言葉が定着しました。

 

読書の秋

中国唐代の文学者、政治家の韓愈(かんゆ)の詩に、燈火(とうか)親しむべし(燈火可親:とうかかしん)という言葉があります。

涼しくて長い秋の夜は、燈火の下で読書をするのに適している」という意ですが、これが「読書の秋」の由来となっているといわれています。

 

なし狩り

「梨」といった場合、一般には和なし(日本なし)を指しますが、他にも洋なし(西洋なし)、中国なしなどがあります。

 【関連】 梨の俳句

 

ハロウィン

古代のケルトの祭りが起源とされていて、キリスト教の祭ではありません。

本来は秋の収穫を祝う、悪霊などを追い払うという意味合いのものでしたが、現代では民間行事として定着しています。

カボチャの中をくり抜いてローソクを立てたものが「ジャック・オー・ランタン」、お化けや魔女などに仮装した子供たちが近所の家を訪ねて唱えるのが「トリック・オア・トリート(Trick or treat.-お菓子をくれないと悪戯(いたずら)するよの意) という言葉です。

 

ぶどう狩り

日本でのブドウの栽培は、鎌倉時代の初期に甲斐国(かいのくに=現在の山梨県)で始められました。

 【関連】 葡萄の俳句

 

文化祭/学園祭

秋に行なわれることが多い行事で、初等教育・中等教育では正規の教育課程であり、児童・生徒の出席が義務づけられています。

 

紅葉/紅葉狩り

紅葉狩りは、紅葉を見物する行楽(こうらく)のことで、この場合の「狩り」は草花を眺めることを意味します。

なお、前出のぶどう狩りなどのように、「狩り」が使われた言葉は数多くありますね。

対 象 言 葉
動物など 鷹狩り
蛍狩り
潮干狩り
果物など なし狩り
ぶどう狩り
いちご狩り
みかん狩り
しいたけ狩り
山菜狩り
植物 紅葉狩り
桜狩り
その他 刀狩り
言葉狩り
魔女狩り
赤狩り

 

紅葉と青空

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10月といえば、行事などは?

10月の行事、イベント、記念日などをカレンダー形式でまとめました。

(なお、行事やイベントが中止になったり、日程が変更になることがあります。)

 

10/1 衣替え

衣替えの習慣は、中国の風習に倣った宮中行事が起源で、平安時代から始まりました。

 

10/1~7 労働衛生週間

労働衛生週間は、第1回が1950年(昭和25年)に実施されました。

 

10/2 豆腐の日

10(とお)2(ふ)の語呂合わせから制定されました。

 

10/4 いわしの日

1(い)0(わ)4(し)の語呂合わせから制定されました。

 【関連】 鰯の俳句

 

10/第1日曜日、第2日曜日 花馬祭

花馬祭は、馬の鞍(くら)に花飾りをつけて練り歩く祭で、各地で行われています。

  • 長野県南木曽(なぎそ)町・五宮(いつみや)神社 - 第1日曜日
  • 岐阜県中津川市・坂下神社 - 第2日曜日

 

10/ 7~ 9 長崎くんち

長崎くんちは、やはり秋に行なわれる博多おくんち唐津くんちとあわせて、日本三大くんちと呼ばれています。

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10/8 亥の子

亥の子とは、亥の月(旧暦の10月)の最初の亥の日のことで、この日に行なわれる行事をも意味します。

亥の子の祝い、亥の子祭り、玄猪(げんちょ)とも呼ばれ、子供が亥の子餅を食べると健康に育つといわれています。

 

10/10 銭湯の日

1010(千十=せんとう)の語呂合わせから定められました。

 

10/10 目の愛護デー

「10」を右に 90°開店させると、人の眉毛と目に見えることから10月10日に制定されました。

 

10/第2月曜日 体育の日

東京オリンピック(1964年)の開会式の10月10日にちなんで、1966年から国民の祝日となりました。

2000年からは、日付は10月の第2月曜日となりました。

 

10/13ころ 十三夜(じゅうさんや)

旧暦の 9月13日のお月見・十三夜は「後の月」とも呼ばれ、十五夜と両方見るものとされていました。

一方だけの月見は「片見月(かたみつき)」といわれ、忌み嫌われるものでした。

盃の酒に映る月

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10/13 さつまいもの日

江戸から十三里離れた川越のさつまいもが美味しいことから、さつまいもには「十三里(じゅうさんり)」という異名があります。

このことから、10月13日が記念日として定められました。

また、「栗よりうまい十三里=九里(くり)四里(より)うまい十三里」という言い回しもあります。(9+4=13の意です)

 

10/14 鉄道の日

1921年に鉄道記念日として制定され、1994年に鉄道の日と名称が変更されました。

鉄道の日イベントが開催されます。

 

10/15~18ころ 愛媛・新居浜太鼓祭

秋の豊作などを祝う秋祭りで、平安時代~鎌倉時代の頃から行なわれていたといわれています。

 

10/15~17 伊勢神宮神嘗祭

神嘗祭は、五穀豊穣に感謝して、その年とれた米の初穂を天照大神(あまてらすおおみかみ)に奉る祭です。

 

10/17 貯蓄の日

1952年に日本銀行が制定したもので、日付は伊勢神宮の神嘗祭に由来し、お金は勤労の収穫物であるという意味が込められています。

 

10/18 統計の日

1973年の閣議了解によって制定されました。

1870年10月18日に、府県物産表に関する太政官布告(だじょうかんふこく)が公布されたことに由来しています。

 

10/20ころ えびす講

えびす講は、全国各地で行われる祭礼、民間行事で、十日えびす、えべっさん、えびす祭ともいわれます。

また、行なわれる日付もそれぞれです。

 

10/第3土・日曜日 川越まつり(川越氷川祭)

起源は、1648年に氷川神社の神事として神輿渡御(みこしとぎょ)が行われるようになったことといわれています。

 

秋土用

年に 4回ある土用の一つである秋土用は、二十四節気の立冬の前の約 18日間のことをいいます。

 【関連】 土用は年に4回もある?

 

10/22 鞍馬(くらま)の火祭

京都・鞍馬の由岐神社(ゆぎじんじゃ)の例祭で、かがり火が焚かれた中を、松明(たいまつ)を持って練り歩きます。

 

10/23 電信電話記念日

1869年10月23日に、東京~横浜間の電信線架設に着工したことに由来します。

 

10/27~11/9 読書週間

読書週間には、次のような歴史がありますす。

  • 1924年 図書週間が制定される(11/17~23)
  • 1933年 図書館週間と名称が変更される
  • 1939年 戦争により廃止される
  • 1947年 第1回 読書週間が実施される
  • 1948年 10/27~11/9となり、現在に至る

 

10/31 ハロウィン

ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜には死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。

ジャック・オー・ランタン

 

 

10月といえば、食べ物は?

10月の行事食としては、9月のお月見と同様に、月見団子、栗、豆、里芋などがあります。

このほかにも 10月に旬とされる食材は数多くありますので、野菜、果物、海産物に分けて、主な物をみていきましょう。(一部 9月のものと重複しています)

 

野菜

  • かぼちゃ
  • 銀杏(ぎんなん)
  • 薩摩芋
  • サトイモ
  • 椎茸(しいたけ)
  • 湿地(しめじ)
  • とんぶり
  • 松茸(まつたけ)

 

果物

  • カリン
  • なし
  • ぶどう
  • みかん
  • りんご

 

海産物

  • いくら
  • さば
  • さんま
  • ししゃも
  • はたはた
  • ほっけ
  • ひらめ

 

 

10月といえば、花は?

10月に咲く花で代表的なものをみてみましょう。

  • 秋桜(コスモス)
  • 浜菊
  • パンジー
  • 柊木犀(ひいらぎもくせい)

なお、秋の七草といわれるのは、次の7種類をいいます。

  • 女郎花(おみなえし)
  • 尾花(おばな)
  • 桔梗(ききょう)
  • 撫子(なでしこ)
  • 藤袴(ふじばかま)
  • 葛(くず)
  • 萩(はぎ)

コスモスの花

 

 

10月といえば、異名は?

旧暦では 10月を神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼んでいました。現在の新暦でも、10月の別名として使われることがあります。

この名前の由来は、全国の神々が出雲大社に集まって出雲以外には神がいなくなることいわれることが多いのですが、これは民間語源ともいわれます。

なお、神無月以外にも異名が数多くのありますので、それらをみていきましょう。

  • 神在月(かみありづき-出雲地方)
  • 神去月(かみさりづき)
  • 雷無月(かみなかりづき)
  • 吉月(きつげつ)
  • 建亥月(けんがいげつ)
  • 小春(こはる)
  • 小六月(ころくがつ)
  • 時雨月(しぐれづき)
  • 上冬(じょうとう)
  • 大月(たいげつ)
  • 鎮祭月(ちんさいげつ)
  • 凍月 (とうげつ)
  • 初霜月(はつしもつき)
  • 方冬 (ほうとう)

 

 

10月といえば、俳句・季語は?

多くの場合、俳句や季語は季節によって分類されていて、12ヶ月のそれぞれに分けているのはあまり見かけません。

しかし、季語が持つ季節感は旧暦によるものです。そして、私たちが使っている現代の暦(=新暦)の感覚からすると、その季節感に「ずれ」を感じることもあります。

そこで、当サイトでは新暦の各月にふさわしくなるように、俳句・季語を集めてご紹介しています。

今の季節、10月に合った俳句や季語を是非鑑賞してみて下さい。

⇒ 10の俳句 20選

⇒ 10月の季語 30と例句

 


 関 連 ペ ー ジ 


⇒ 秋の風物詩 50

⇒ 秋の言葉 25

⇒ 11月といえば?

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