西行の和歌 20首 【現代語訳】付き
西行(さいぎょう)は 23歳の若さで出家し、その後は草庵生活や漂白の旅に出るなどし、およそ 22,000首の和歌を残しました。 「願はくは 花の下にて春死なむ ~」と詠んだ歌のとおりに生涯を終えたことは、当代の多くの歌人・・・
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西行(さいぎょう)は 23歳の若さで出家し、その後は草庵生活や漂白の旅に出るなどし、およそ 22,000首の和歌を残しました。 「願はくは 花の下にて春死なむ ~」と詠んだ歌のとおりに生涯を終えたことは、当代の多くの歌人・・・
江戸時代までの歌人 在原業平 / ありわらのなりひら (825 ~ 880年) 凡河内躬恒 / おおしこうちのみつね (~ 925年?) 大伴旅人 / おおとものた・・・
「和歌」も「短歌」も、形式だけをみると違いはないと言えるでしょう。 しかし、同じ 5 7 5 7 7 形式の詩歌であっても、和歌と短歌のどちらの呼び名が使われているかで、たまに違和感を覚えることがあります。 このページで・・・
人に恋する気持ちというものは、昔も今もあまり変わりがないないように感じられます。 というのは、1000年以上も前の平安時代に詠まれた和歌を読んだときなどに、それらに込められた恋の想いに強い共感を持てるからです。 和歌で使・・・
百人一首には、飛鳥時代から鎌倉時代までの歌人 100人の和歌がそれぞれ一首ずつ収められています。 そのいずれもが優れた歌であり、現代の私たちも「かるた」などで親しんできました。 このページには、百人一首の中でも有名とされ・・・
千載和歌集(せんざいわかしゅう)は 21の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう=天皇、上皇の命により編纂された和歌集)のうち 7番目のもので、1288首が収められています。 そして、千載和歌集から 15首が小倉百人一首に採ら・・・
百人一首に収められた歌の中で、四季のうちで一番多く詠まれたのが秋の歌です。 そして、天智天皇、猿丸大夫、在原業平、大江千里、菅原道真といった著名な歌人の歌が含まれていて、それらはいずれもが百人一首の中でもことさら魅力的な・・・
百人一首に収められた歌の中で、四季のうち夏について詠まれたものは最も少なく 4首を数えるのみです。 しかし、いずれも印象的なものばかりです。特に持統天皇の「春過ぎて…」の歌は誰でもが知っているほど有名で、百人一首といえば・・・
百人一首に収められた歌の中で、春について詠まれたものはそれほど多くありません。 しかし、小野小町や紀貫之といった著名な歌人の歌も含まれていて、それらはいずれもが百首の中でも輝きを放っているように感じられます。 このページ・・・
百人一首に収められた歌の中で「冬の歌」といわれるものは少なく、一般的に 6首とされています。 これらには「雪」や「白」という字句が含まれるものが多く、いずれも冬の印象的な風景が詠まれています。特に山部赤人の「田子の浦に…・・・
和歌における「ちはやぶる」という言葉は、聞き慣れない現代の私たちにとって何かしら不思議な響きを持っています。 しかし、万葉の時代や平安時代などには、和歌を詠む際には普通に使われていたものです。 このページでは、「ちはやぶ・・・
秋という季節は、古くから日本人の心をとらえてきました。春が心なしか嬉しい気持ちにさせてくれるのと対照的に、秋には何ともいえぬ物悲しさを感じてしまいます。 そして、人々は秋によって動かされた心を歌に込めて表現してきました。・・・
穏やかだった春が終わり、憂鬱な梅雨が明けると、暑さとともにやって来る夏。暑さが厳しくなって疲れも感じるようになりますが、秋風が吹く頃になると、去ってゆく夏に何故か寂しさを感じてしまいます。 このページには、夏の和歌と呼ぶ・・・
春を代表する風物といえば、やはり桜になるでしょうか。艶やかに美しく咲きながらも、あっという間に散ってしまうはかなさもあり、古くから日本人の心をとらえてきました。 また、桜よりも古くから愛されてきた花として梅があります。そ・・・
和歌を詠むということは、かつては『たしなみ』とされていました。また、和歌は男女が自分の思いを相手に伝えるための手立てでもありました。 そして、日本文学を代表する『源氏物語』には約 800首の和歌が含まれています。これらか・・・
雪というものには私たちの心を動かすような魅力があり、単なる自然現象とは思えません。 そして、やはり古い時代から人々の心をとらえてきたようで、多くの和歌、短歌、俳句などに詠み込まれてきました。 そこで、このページには雪の和・・・
雨が降ると、どうしても気持ちは沈みがちになります。しかし、これは私たち現代人に限ったことではなく、昔の人々も同じように感じていたようです。 それは、雨が詠み込まれた和歌を詠んでみるとよくわかります。そして、雨が「涙」と結・・・
源実朝(みなもとのさねとも)といえば、鎌倉幕府を開いた源頼朝の子でありながら 26歳(満年齢)で甥に暗殺されたという悲劇的な面に目が向きがちです。 しかし、正岡子規をして「第一流の歌人」「あの人をして今十年も活かして置い・・・
冬を代表する風物といえば、やはり雪が思い浮かびます。その美しい白さは、いくら眺めていても飽きることがありません。 そして古くから、人々は雪によって動かされた心を歌に込めて表現してきました。 このページには、冬の和歌と呼ぶ・・・
年が明けて新年を迎えたときの、清々しくて嬉しいような気持ちには特別なものがあります。 そして、それは万葉集の時代から変わりはないようにも感じられます。なぜなら、古い時代の和歌を私たちが詠んだときに、その歌を作った人々の気・・・
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