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初富士の俳句 30選 -はつふじ- 【有名俳人の名作から厳選】

富士山と初日の出

年があらたまってから、初めて見る富士山のことを「初富士」という言葉で表現します。

この「初富士」は俳句において新年の季語でもあり、多くの作品に詠み込まれてきました。

このページには、「初富士」が詠まれた俳句を多く集めました。新年の清々しい雰囲気に満ちた作品ばかりですので、どうかじっくりと鑑賞してみて下さい。

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目次

初富士の俳句 30選

「初富士」が詠み込まれた俳句を集め、句の文字の五十音順に並べました。

どうぞ、ごゆっくりとご鑑賞下さい。

 

 

一本の襞 初富士を 支へたる

【作者】皆吉爽雨(みなよし そうう)

【補足】「襞」の読み方は「ひだ」です。

 

薄雲の 中に初富士 ありにけり

【作者】久米正雄(くめ まさお)

 

雲行きて 初富士に著く こともなし

【作者】相生垣 瓜人(あいおいがき かじん)

【補足】「著く」の読み方は「く(=着く)」です。

 

初富士に 後ろ向なる 渡舟小屋

【作者】鈴木花蓑(すずき はなみの)

【補足】「渡舟小屋」の読み方は「わたしごや」です。

 

初富士に かくすべき身も なかりけり

【作者】中村汀女(なかむら ていじょ)

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初富士に 工場地区の 音止みぬ

【作者】瀧 春一(たき しゅんいち)

 

初富士に 珈琲さゝぐ ボーイあり

【作者】長谷川かな女(はせがわ かなじょ)

【補足】「珈琲」の読み方は「コーヒー」です。

 

初富士に ふるさとの山 なべて侍す

【作者】藤田湘子(ふじた しょうし)

【補足】「なべて(並べて)」は「一様に、一面に」という意味です。

 

初富士の 大きかりける 汀かな

【作者】富安風生(とみやす ふうせい)

【補足】(みぎわ)とは、水際(みずぎわ)・渚(なぎさ)を意味します。

 

初富士の かなしきまでに 遠きかな

【作者】山口青邨(やまぐち せいそん)

富士山からの初日の出

 

初富士の 鳥居ともなる 夫婦岩

【作者】山口誓子(やまぐち せいし)

【補足】「夫婦岩」の読み方は「めおといわ」です。この名の名所が、三重、千葉、群馬にあります。

 

初富士の 夕栄もなく 暮れにけり

【作者】大谷碧雲居(おおたに へきうんきょ)

【補足】「夕栄」の読み方は「ゆうばえ(=夕映え)」です。

 

初富士は 枯木林を ぬきん出たり

【作者】高浜年尾(たかはま としお)

 

初富士は 蓮の枯れゐる 田のはてに

【作者】瀧 春一

 

初富士へ 荒濤船を押しあげる

【作者】石田波郷(いしだ はきょう)

【補足】「荒濤」の読み方は「あらなみ」です。

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初富士へ 化粧が濃いと ひとり言

【作者】田川飛旅子(たがわ ひりょし)

 

初富士や 石段下りて 稚児ケ淵

【作者】川端茅舎(かわばた ぼうしゃ)

【補足】神奈川にある稚児ケ淵(ちごがふち)は、隆起現象で生じた海食台地です。

 

初富士や 海道長き わが県

【作者】百合山羽公(ゆりやま うこう)

【補足】海道(かいどう)とは、海辺の道、諸国に通じる主要な道路のことをいいます。「県」の読み方は「あがた」です。

 

初富士や 坂数々の 小石川

【作者】野村喜舟(のむら きしゅう)

【補足】小石川(こいしかわ)は、東京の地名です。複数の台地があり、坂が多いことで知られています。

 

初富士や 草庵を出て 十歩なる

【作者】高浜虚子(たかはま きょし)

 

初富士や 鷹二羽 比肩しつつ舞ふ

【作者】中村草田男(なかむら くさたお)

【補足】比肩(ひけん)とは、かたを並べることをいいます。

 

初富士や ねむりゐし語の 今朝めざめ

【作者】加藤楸邨(かとう しゅうそん)

富士山と快晴の青空

 

初富士や 母を珠とも たとふれば

【作者】中村汀女

【補足】(たま)とは、美しいもの、大切なものを意味します。

 

初富士や 双親 草の庵にあり

【作者】高浜虚子

【補足】双親(もろおや、ふたおや)とは、両親のことをいいます。

 

初不二を 枯草 山の肩に見つ

【作者】水原秋桜子(みずはら しゅうおうし)

【補足】不二(ふじ)は、富士山のことです。

 

初富士や 蜜柑ちりばめ 蜜柑山

【作者】石田波郷

 

初富士を 三度拝みて 家に居り

【作者】萩原麦草(はぎわら ばくそう)

 

日うらゝに 初富士 うすれ消えにけり

【作者】高橋淡路女(たかはし あわじじょ)

【補足】「うらら(麗ら=麗らか)」とは、空が晴れて、日影が明るくおだやかな様子をいいます。

 

父母の家 継ぎて初富士 まのあたり

【作者】萩原麦草

 

道ばたの家に 初富士 聳えけり

【作者】百合山羽公

【補足】「聳えけり」の読み方は「そびえけり」です。

 

 


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