花の和名 75 の【一覧】【まとめ】
花の名前というものは、カタカナで書き表されていれば問題はないのですが、漢字の場合には意外に読めなかったりすることがあります。
単なる当て字であって読めるものもありますが、どう考えても見当が付かないクイズのようなものまで様々です。
このページには、さまざまな花の和名を、別名や語源・由来などにもこだわって集めてみました。日本らしさが感じられるものも多いので、是非これらをチェックしてみて下さい。
目次
- 1 花の和名 75【一覧】
- 1.1 アサガオ
- 1.2 アジサイ
- 1.3 アネモネ
- 1.4 アブラナ
- 1.5 アヤメ
- 1.6 イチジク
- 1.7 ウメ
- 1.8 オジギソウ
- 1.9 オシロイバナ
- 1.10 オミナエシ
- 1.11 オモト
- 1.12 カキツバタ
- 1.13 カラタチ
- 1.14 キキョウ
- 1.15 キク
- 1.16 キョウチクトウ
- 1.17 キンセンカ
- 1.18 キンポウゲ
- 1.19 キンモクセイ
- 1.20 クチナシ
- 1.21 ゲッカビジン
- 1.22 コスモス
- 1.23 コチョウラン
- 1.24 サクラ
- 1.25 ザクロ
- 1.26 サザンカ
- 1.27 サツキ
- 1.28 サボテン
- 1.29 サルスベリ
- 1.30 シオン
- 1.31 シャクナゲ
- 1.32 シャクヤク
- 1.33 シュロ
- 1.34 ショウブ
- 1.35 スイカズラ
- 1.36 スイセン
- 1.37 スイレン
- 1.38 スズラン
- 1.39 スミレ
- 1.40 スモモ
- 1.41 センニチコウ
- 1.42 ダリア
- 1.43 タンポポ
- 1.44 チューリップ
- 1.45 ツツジ
- 1.46 ツバキ
- 1.47 ツユクサ
- 1.48 ナデシコ
- 1.49 ハコベ
- 1.50 ハナミズキ
- 1.51 ハマユウ
- 1.52 バラ
- 1.53 ヒガンバナ
- 1.54 ヒナゲシ
- 1.55 ヒマワリ
- 1.56 ビャクダン
- 1.57 ヒヤシンス
- 1.58 ヒルガオ
- 1.59 フリージア
- 1.60 フヨウ
- 1.61 ホウセンカ
- 1.62 ホオズキ
- 1.63 ボケ
- 1.64 ホトトギス
- 1.65 マンサク
- 1.66 ミズアオイ
- 1.67 ムクゲ
- 1.68 モモ
- 1.69 ヤグルマギク
- 1.70 ヤマブキ
- 1.71 ユリ
- 1.72 リンドウ
- 1.73 レンゲ
- 1.74 ワスレナグサ
- 1.75 ワレモコウ
花の和名 75【一覧】
アサガオ
【和名】朝顔(あさがお)
【他の漢字表記】蕣(あさがお、むくげ)
【科・属】ヒルガオ科サツマイモ属
【季節】夏 ~ 秋
【補足】俳句で「朝顔」は秋の季語です。
朝顔に つるべ取られて もらひ水
(加賀千代女:かがのちよじょ)
【関連】 朝顔の俳句
アジサイ
【和名】紫陽花(あじさい)
【他の漢字表記】味狭藍・安治佐為 [万葉集]、阿豆佐為 [和名類聚抄]
【科・属】アジサイ科アジサイ属
【開花】6 ~ 7月
【補足】花の色が変化することから「七変化(しちへんげ)」「八仙花(はっせんか)」と呼ばれることもあります。
アネモネ
【和名】牡丹一華(ぼたんいちげ)、花一華(はないちげ)、紅花翁草(べにばなおきなぐさ)
【科・属】キンポウゲ科イチリンソウ属
【開花】春
【補足】ギリシャ語の「anemos(=風)」が語源です。
アブラナ
【和名】菜の花(なのはな)、菜種(なたね)、菜花(なばな)
【他の漢字表記】油菜
【科・属】アブラナ科アブラナ属
【開花】冬 ~ 春
【補足】江戸時代には胡菜(こさい)、蕓薹(うんだい)と呼ばれていました。
アヤメ
【和名】文目(あやめ)、綾目(あやめ)
【他の漢字表記】菖蒲
【科・属】アヤメ科アヤメ属
【開花】春
【補足】アヤメ、カキツバタ、(ハナ)ショウブはそれぞれ別の花の名前です。
イチジク
【和名】無花果(いちじく)、映日果(いちじく)
【科・属】クワ科イチジク属
【開花】初夏
【補足】日本に伝わった当時は唐柿(とうがき)、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)などと呼ばれていました。花嚢(かのう)の内側に花を付けますが、花が咲かないように見えることから「無花果」という命名されました。
ウメ
【和名】梅(うめ)
【科・属】バラ科サクラ属
【開花】冬 ~ 春
【補足】春告草(はるつげぐさ)、好文木(こうぶんぼく)、風待草(かぜまちぐさ)、香散見草(かざみぐさ)、匂草(においぐさ)などと呼ばれることがあります。
オジギソウ
【和名】含羞草(おじぎそう)、お辞儀草
【科・属】マメ科ネムノキ亜科
【開花】夏 ~ 秋
【補足】ネムリグサ(眠り草)という別名があります。
オシロイバナ
【和名】白粉花(おしろいばな)、白粧花(おしろいばな)
【科・属】オシロイバナ科オシロイバナ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】夕化粧(ゆうげしょう)と呼ばれることもあります。
オミナエシ
【和名】女郎花(おみなえし)
【科・属】オミナエシ科オミナエシ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】秋の七草の一つです。
女郎花の花
オモト
【和名】万年青(おもと)
【科・属】スズラン亜科オモト属
【開花】春
【補足】江戸時代から観葉植物として栽培されてきて、何度かのブームを繰り返しています。
カキツバタ
【和名】燕子花(かきつばた)、杜若(かきつばた)
【科・属】アヤメ科アヤメ属
【開花】春
【補足】『伊勢物語』の在原業平(ありわらのなりひら)の歌がよく知られています。
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ
カラタチ
【和名】枸橘(からたち)、枳殻(からたち)
【科・属】ミカン科カラタチ属
【開花】春
【補足】名前は唐橘(からたちばな)が短くなったものです。日本には 8世紀頃に伝ったといわれています。
キキョウ
【和名】桔梗(ききょう)
【科・属】キキョウ科キキョウ属
【開花】夏
【補足】秋の七草の一つで、万葉集でその一つとして歌われた「朝貌の花」はキキョウであるといわれています。
キク
【和名】菊(きく)
【科・属】キク科キク属
【開花】秋 ~ 初冬
【補足】星見草(ほしみぐさ)、霜見草(しもみぐさ)、千代見草(ちよみぐさ)などと呼ばれることもあります。
【関連】 菊の俳句
キョウチクトウ
【和名】夾竹桃(きょうちくとう)
【科・属】キョウチクトウ科キョウチクトウ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】葉の形が竹に、花は桃に似ていることから付けられた名前です。
キンセンカ
【和名】金盞花(きんせんか)
【科・属】キク科キンセンカ属
【開花】春 ~ 秋
【補足】長春花(ちょうしゅんか)という別名があります。「盞」の訓読みは「さかずき」です。
キンポウゲ
【和名】金鳳花(きんぽうげ)
【科・属】キンポウゲ科キンポウゲ属
【開花】夏
【補足】ウマノアシガタ(馬の足形)という別名があります。
キンモクセイ
【和名】金木犀(きんもくせい)
【科・属】モクセイ科モクセイ属
【開花】秋
【補足】江戸時代に中国から渡来した花です。俳句で「金木犀」は秋の季語です。
クチナシ
【和名】梔子(くちなし)
【他の漢字表記】巵子、支子
【科・属】アカネ科クチナシ属
【開花】6 ~ 7月
梔子の花
ゲッカビジン
【和名】月下美人(げっかびじん)
【科・属】サボテン科クジャクサボテン属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】「1年に1度しか咲かない」「満月の夜にしか咲かない」といった言い伝えがありますが、いずれも正しくありません。
コスモス
【和名】秋桜(こすもす)
【科・属】キク科コスモス属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】アキザクラと呼ばれることもあります。
【関連】 コスモスの俳句
コチョウラン
【和名】胡蝶蘭(こちょうらん)
【科・属】ラン科コチョウラン属
【補足】「胡蝶」は蝶の別名です。
サクラ
【和名】桜(さくら)
【科・属】バラ科スモモ属
【開花】春
【補足】桜は古くから愛されてきましたが、「国花」として定められてはいません。
ザクロ
【和名】石榴(ざくろ)、柘榴(ざくろ)
【科・属】ミソハギ科ザクロ属
【開花】6 ~ 7月
【補足】江戸時代の銭湯は、石榴口(ざくろぐち)という屈んで通るくらいの出入り口の奥に湯船(ゆぶね=浴槽)がありました。
サザンカ
【和名】山茶花(さざんか)
【科・属】ツバキ科ツバキ属
【開花】秋 ~ 冬
【補足】もともとは「サンサカ」「サンザカ」と呼ばれていて、これが訛って「サザンカ」になったと言われています。
【関連】 山茶花の俳句
サツキ
【和名】皐月(さつき)
【科・属】ツツジ科ツツジ属
【開花】春
【補足】サツキツツジと呼ばれることもあります。
サボテン
【和名】仙人掌(さぼてん)、覇王樹(さぼてん)
【科】サボテン科
【補足】サボテン科の植物の総称が「サボテン」です。
サルスベリ
【和名】百日紅(さるすべり)
【科・属】ミソハギ科サルスベリ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】ヒャクジツコウと呼ばれることもあります。
【関連】 百日紅の俳句
シオン
【和名】紫苑(しおん)
【科・属】キク科シオン属
【開花】秋
【補足】オニノシコグサ(鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)という別名があります。
紫苑の花
シャクナゲ
【和名】石楠花(しゃくなげ)、石南花(しゃくなげ)
【科・属】ツツジ科ツツジ属
【開花】春
【補足】俳句で「石楠花」は夏の季語です。
シャクヤク
【和名】芍薬(しゃくやく)
【科・属】ボタンかボタン属
【開花】春
【補足】美しい女性を表現する場合の「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」という表現にも含まれています。また、芍薬は花相(かしょう)と呼ばれることもあります。
シュロ
【和名】棕櫚(しゅろ)、棕梠(しゅろ)
【科・属】ヤシ科ヤシ属
【開花】春
【補足】俳句で「棕櫚の花」は夏の季語です。
ショウブ
【和名】菖蒲(しょうぶ)
【科・属】ショウブ科ショウブ属
【開花】春
【補足】端午の節句の菖蒲湯(しょうぶゆ)に用いられます。
スイカズラ
【和名】吸葛(すいかずら)、忍冬(すいかずら、にんどう)
【科・属】スイカズラ科スイカズラ属
【開花】春
【補足】新芽や若葉であれば山菜として食用になります。
スイセン
【和名】水仙(すいせん)
【科・属】ヒガンバナ科スイセン属
【開花】冬 ~ 春
【補足】雪中花(せっちゅうか)という別名があります。
【関連】 水仙の俳句
スイレン
【和名】睡蓮(すいれん)
【科・属】スイレン科スイレン属
【補足】「スイレン」は、スイレン属の植物の総称として用いられることが多くみられます。
スズラン
【和名】鈴蘭(すずらん)
【科・属】スズラン亜科スズラン属
【開花】春
【補足】君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(ひめゆり)という別名があります。
スミレ
【和名】菫(すみれ)
【科・属】スミレ科スミレ属
【開花】春
【補足】スミレ属の植物の総称としても「スミレ」が用いられます。
【関連】 菫の俳句
スモモ
【和名】李(すもも)、酢桃(すもも)
【科・属】バラ科スモモ属
【開花】春
【補足】古くに中国から日本へ渡来しました。
李の花
センニチコウ
【和名】千日紅(せんにちこう)
【科・属】ヒユ科センニチコウ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】センニチソウ(千日草)と呼ばれることもあります。
ダリア
【和名】天竺牡丹(てんじくぼたん)
【科・属】キク科ダリア属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】花の形がボタン(牡丹)に似ていることから名付けられました。天竺はインドの古い呼び名です。
タンポポ
【和名】蒲公英(たんぽぽ)
【科・属】キク科タンポポ属
【開花】3 ~ 5月
【補足】江戸時代にはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていました。
【関連】 たんぽぽの俳句
チューリップ
【和名】鬱金香(うこんこう、うっこんこう)
【科・属】ユリ科チューリップ属
【開花】春
【補足】江戸時代の後期に日本へ伝わりました。
【関連】 チューリップの俳句
ツツジ
【和名】躑躅(つつじ)
【科】ツツジ科ツツジ属
【補足】俳句で「躑躅」は春の季語です。
【関連】 躑躅の俳句
ツバキ
【和名】椿(つばき)
【科・属】ツバキ科ツバキ属
【開花】冬 ~ 春
【補足】前出のサザンカと似ていて、見分けにくいことがあります。
ツユクサ
【和名】露草(つゆくさ)
【他の漢字表記】鴨跖草
【科・属】ツユクサ科ツユクサ属
【開花】6 ~ 10月
【補足】青花(あおばな)、帽子花(ぼうしばな)、蛍草(ほたるぐさ)などの別名があります。
ナデシコ
【和名】撫子(なでしこ)、瞿麦(なでしこ)
【科・属】ナデシコ科ナデシコ属
【開花】夏
【補足】秋の七草の一つです。
ハコベ
【和名】繁縷(はこべ)、蘩蔞(はこべ)
【科・属】ナデシコ科ハコベ属
【開花】春
【補足】春の七草の一つ(=はこべら)です。
ハナミズキ
【和名】花水木(はなみずき)
【科・属】ミズキ科ミズキ属
【開花】春
【補足】アメリカヤマボウシといいう別名があります。
花水木の花
ハマユウ
【和名】浜木綿(はまゆう)
【科・属】ヒガンバナ科ハマオモト属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】ハマオモト(浜万年青)という別名があります。
バラ
【和名】薔薇(ばら)
【科・属】バラ科バラ属
【開花】春 ~ 秋
【補足】俳句で「薔薇」は夏の季語です。「そうび、しょうび」とも読みます。
ヒガンバナ
【和名】彼岸花(ひがんばな)
【科・属】ヒガンバナ科ヒガンバナ属
【開花】秋
【補足】地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、死人花(しびとばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)などの多くの別名があります。
ヒナゲシ
【和名】雛芥子(ひなげし)、雛罌粟(ひなげし)
【科・属】ケシ科ケシ属
【開花】春
【補足】グビジンソウ(虞美人草)という別名があります。
ヒマワリ
【和名】向日葵(ひまわり)
【他の漢字表記】日回り
【科・属】キク科ヒマワリ属
【開花】夏
【補足】ヒグルマ(日車)、ヒグルマソウ(日車草)、ニチリンソウ(日輪草)などの別名があります。
【関連】 向日葵の俳句
ビャクダン
【和名】白檀(びゃくだん)
【科・属】ビャクダン科ビャクダン属
【開花】春
【補足】香りが良いので、香料や線香の原料など様々に用いられます。
ヒヤシンス
【和名】風信子(ひやしんす)、飛信子(ひやしんす)
【科・属】キジカクシ科ヒアシンス属
【開花】春
【補足】学名のように「ヒアシンス」とも表記されます。
ヒルガオ
【和名】昼顔(ひるがお)
【科・属】ヒルガオ科ヒルガオ属
【開花】5 ~ 10月
【補足】薬用植物であり、食用にもなります。
フリージア
【和名】浅黄水仙(あさぎすいせん)、菖蒲水仙(しょうぶすいせん、あやめすいせん)
【科・属】アヤメ科フリージア属
【補足】コウセツラン(香雪蘭)と呼ばれることもあります。
フヨウ
【和名】芙蓉(ふよう)
【科・属】アオイ科フヨウ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】「芙蓉」はハスの美称で、区別するために「木芙蓉(もくふよう)」という場合があります。
芙蓉の花
ホウセンカ
【和名】鳳仙花(ほうせんか)
【科・属】ツリフネソウ科ツリフネソウ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】ツマベニ(爪紅)という別名があります。
ホオズキ
【和名】鬼灯(ほおずき)、酸漿(ほおずき、ぬかづき)
【科・属】ナス科ホオズキ属
【開花】夏
【補足】カガチ(輝血)と呼ばれることもあります。お盆には、ホオズキを先祖の霊を導く提灯に見立てて精霊棚(しょうりょうだな=盆棚)に飾ります。
ボケ
【和名】木瓜(ぼけ)
【科・属】バラ科ボケ属
【開花】冬 ~ 春
【補足】中国が原産地で、日本へは平安時代に渡来しました。
ホトトギス
【和名】杜鵑草(ほととぎす)
【科・属】ユリ科ホトトギス属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】花の斑点の模様が鳥のホトトギスのものと似ていることから名付けられました。
マンサク
【和名】満作(まんさく)、万作(まんさく)
【他の漢字表記】金縷梅(きんるばい、まんさく)
【科・属】マンサク科マンサク属
【開花】冬 ~ 春
【補足】名前の由来は「豊年満作からとったもの」あるいは「(春に)まず咲く」といわれますが、はっきりとしていません。
ミズアオイ
【和名】水葵(みずあおい)
【他の漢字表記】雨久花
【科・属】ミズアオイ科ミズアオイ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】万葉集では「水葱(なぎ=菜葱)」として詠まれるなど、人々に親しまれてきました。
ムクゲ
【和名】木槿(むくげ、もくげ)
【他の漢字表記】木波知須(きはちす)
【科・属】アオイ科フヨウ属
【開花】夏 ~ 秋
【補足】ハチスという別名があります。
モモ
【和名】桃(もも)
【科・属】バラ科モモ属
【開花】春
【補足】俳句で「桃の花」は春の季語です。
ヤグルマギク
【和名】矢車菊(やぐるまぎく)
【科・属】キク科ヤグルマギク属
【開花】夏
【補足】ヤグルマソウ(矢車草=ユキノシタ科ヤグルマソウ属)とは別の花です。
ヤマブキ
【和名】山吹(やまぶき)、棣棠(やまぶき)
【科・属】バラ科ヤマブキ属
【開花】春
【補足】山吹色は、黄色とオレンジ色の中間の色です。
山吹の花
ユリ
【和名】百合(ゆり)
【科・属】ユリ科ユリ属
【開花】6 ~ 8月
【補足】食用・薬用として用いられます。
リンドウ
【和名】竜胆(りんどう)
【科・属】リンドウ科リンドウ属
【開花】秋
【補足】古くには「えやみぐさ(疫病草、瘧草)」と呼ばれていました。
レンゲ
【和名】紫雲英(れんげ、げんげ)、蓮華(れんげ)
【科・属】マメ科ゲンゲ属
【開花】春
【補足】レンゲソウ(蓮華草)とも呼ばれます。
ワスレナグサ
【和名】勿忘草(わすれなぐさ)、忘れな草
【科・属】ムラサキ科ワスレナグサ属
【開花】春 ~ 夏
【補足】俳句で「勿忘草」は春の季語です。
ワレモコウ
【和名】吾木香(われもこう)、吾亦紅(われもこう)
【他の漢字表記】我毛香、我毛紅、割木瓜
【科・属】バラ科ワレモコウ属
【開花】秋
【補足】名前の由来については様々な説がありますが、「我もこうありたいの意である」というものもあります。
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