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秋の風物詩といえば… を50コ集めてみました

銀杏並木

秋の風物詩といわれるものは豊富にあります。これから冬に向かっていく時期のせいか、何となく寂しさを感じるものが多くみられます。

このページには、「秋の風物詩といえば…」あるいは「秋といえば…」と聞かれて思い浮かぶような、秋を感じるものを集めました。秋の雰囲気に満ちたものばかりですので、是非チェックしてみてください。

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秋の風物詩といえば… 50コ

言葉の文字の五十音順に並べてあります。

 

赤とんぼ

「なつあかね」「あきあかね」「のしめとんぼ」などが赤とんぼと呼ばれます。古くには、とんぼは「あきつ」と呼ばれたこともありました。

 

 

秋雨(あきさめ)

秋の長雨のことをいい、「秋霖(しゅうりん)」「すすき梅雨」ともいわれます。

 【関連】 秋雨の俳句 30選

 

 

秋茄子

「秋茄子は嫁に食わすな」は嫁いびりの意味に解釈されることもありますが、本来は「茄子を食べると体が冷えるから、大事な嫁には食べさせるな」という意味です。

 

 

秋の七草

秋の七草とは、次の 7種類をいいます。

  • 女郎花(おみなえし)
  • 尾花(おばな)
  • 桔梗(ききょう)
  • 撫子(なでしこ)
  • 藤袴(ふじばかま)
  • 葛(くず)
  • 萩(はぎ)

 

 

秋彼岸

彼岸には、太陽が真西に沈みます。これを拝んで西方浄土(せいほうじょうど=極楽浄土)に思いをはせたのが彼岸のはじまりです。

 【関連】 お彼岸の俳句

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秋日和

秋らしい良い天気のことをいいます。

 

 

無花果(いちじく)

花が実の中に咲き、外からは見えないので「無花果」という漢字で表現します。古くから薬用とされてきました。かつては「唐柿(とうがき)」「南蛮柿(なんばんがき)」「蓬莱柿(ほうらいし)」などと呼ばれていました。

 

 

稲刈り

現在の稲刈りは根元から刈り取りますが、古代には穂だけを刈ったと考えられています。

 

 

鰯(いわし)

旬が 6月~10月頃の青魚で、古くには「むらさき」と呼ばれていました。

 【関連】 鰯の俳句

 

 

鰯雲(いわしぐも)

鰯雲が出ると、鰯の大漁の兆しともいわれます。

 【関連】 鰯雲の俳句

鰯雲

 

 

弥生時代以降に梅や桃などと中国から伝来したものと考えられています。

 【関連】 柿の俳句

 

 

雁渡し

秋の暮に雁が渡って来る頃に吹く北風を「雁渡し(かりわたし)」、「青北風(あおきた)」といいます。

 

 

菊人形

菊人形は、等身大の人形の衣装を菊の花や葉で細工したもので、江戸時代の後期から盛んになりました。

 

 

菊晴れ

菊の花が咲く頃に、空が青く晴れ渡ることを菊晴れといいます。

 

 

銀杏(ぎんなん)

銀杏の採取を目的としたイチョウの栽培は、1900年くらいから始まったと伝えられています。

 【関連】 銀杏の俳句

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金木犀(キンモクセイ)

原産国は中国で、日本には江戸時代に渡来しました。

 【関連】 金木犀の俳句

 

 

栗の実は縄文時代の人々の主食で、この時代には栽培されていたことが明らかになっています。

 【関連】 栗の俳句

 

 

鶏頭(けいとう)

花の形がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから名付けられました。次の句は、正岡子規(まさおか しき)の有名な句です。

鶏頭の 十四五本も ありぬべし

 【関連】 正岡子規の代表作

 

コオロギ

コオロギの鳴き声は、『枕草子』の時代から趣があるものとされてきました。

 

 

木枯らし

「凩(こがらし)」とも書き表し、その秋最初の木枯らしを気象庁では「木枯らし一号」として発表します。

 [冬の風物詩と重複]

 【関連】 木枯しの俳句

木枯らしに吹かれる木々

 

 

秋桜(コスモス)

メキシコからもたらされた品種で、日本に渡来したのは明治20年頃と言われています。「アキザクラ」と読むこともあります。

 【関連】 コスモスの俳句

 

 

小春日和(こはるびより)

旧暦の10月(新暦の11月~12月初旬)頃の暖かい日のことをいいます。この言葉を春の時期に使うのは誤りです。

 【関連】 小春日和の俳句

 

 

石榴、柘榴(ざくろ)

日本では平安時代から栽培されてきました。庭木としても人気があります。

 【関連】 石榴の俳句

 

 

薩摩芋(さつまいも)

日本では、江戸時代から栽培が始まったといわれています。

 

 

秋刀魚(さんま)

古くは「さいら(佐伊羅魚)」「さまな(狭真魚)」「さんま(青串魚)」などと読み書きされていました。「秋刀魚」と表記されるようになったのは大正時代からです。

 【関連】 秋刀魚の俳句

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鹿の角きり

毎年10月に春日大社で行われる伝統行事で、江戸時代から340年以上も続いています。

 

 

十五夜

旧暦の8月15日の夜のお月見は「中秋の名月」と呼ばれ、地域によっては芋名月(いもめいげつ)ともいわれます。

 

 

十三夜

旧暦の9月15日のお月見のことで、「後(のち)の月」とも呼ばれます。十五夜と十三夜は両方とも月見をするものとされ、一方だけしか月見をしない「片月見(かたつきみ)」は嫌われました。

 

 

新米

新人のことも「新米」といいますが、これは江戸時代の商店で新入りが新しい前掛けを着用したのを「新前掛け(しんまえかけ)」と呼び、これが訛って「新米(しんまい)」に変化したとする説が有力です。

 

 

鈴虫

古くは平安時代から、貴族は籠に入れて鳴き声を楽しんでいました。

鈴虫

 

 

台風

明治時代の初期には「大風(おおかぜ)」「タイフーン」などと表記され、明治末頃に「颱風(たいふう)」という言葉が生まれたと言われています。後に同音漢字による書き換えの制定によって「台風」と表わされるようになりました。

 【関連】 台風の俳句

 

 

重陽(ちょうよう)の節句

9月9日の重陽の節句は、菊の節句ともいわれます。

 【関連】 重陽の俳句

 

 

月見

平安時代の貴族は、直接に月を見るのではなく、池や盃の酒に映った月を鑑賞したといわれています。

 【関連】 月見の俳句

 

 

白く光って見える露(つゆ)のことを白露(はくろ、しらつゆ)といいます。

 

 

釣瓶落とし

「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」といった使い方をします。秋はあっという間に日がくれてしまうという意味です。

 

 

団栗(どんぐり)

縄文時代には渋抜きをして食べていたと考えられています。

 

 

弥生時代の遺跡から梨の種が発見されたことがあり。この時代から食べていたとも考えられています。

 【関連】 梨の俳句

 

 

白秋(はくしゅう)

秋の異名です。四季はそれぞれ「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」とも表現されます。

 

 

初冠雪

夏を過ぎてから、初めて山頂に雪が積もることをいいます。

 

 

初霜

寒くなってから最初に発生した霜が初霜(はつしも)で、最後に発生した霜は終霜(しゅうそう)といいます。

霜が降りた草木

 

 

花野

花野(はなの)とは、花が一面に咲き乱れた秋の野のことをいいます。

 【関連】 花野の俳句

 

 

彼岸花(ヒガンバナ)

曼珠沙華(マンジュシャゲ)、リコリスと呼ばれることもあります。赤い花の印象が強いですが、白や黄色いものもあります。

 

 

文化祭

文化祭は学園祭、学校祭、学院祭などとも呼ばれる学校行事です。

 

 

松茸

万葉集にも松茸の香りの良さは詠われています。

高松の この峰も狭(せ)に笠立てて 満ち盛(さか)りたる秋の香のよさ
詠み人しらず

 

 

松虫

平安時代には、鳴き声を楽しむ「虫選(むしえらみ)」や鳴き声を競い合う「虫合(むしあわせ)」といった遊びがありました。

 

 

紫式部(むらさきしきぶ)

美しい紫色の実を「源氏物語」を書いた紫式部にたとえたもので、白い実をつける白式部(しろしきぶ)という品種もあります。

 

 

紅葉(もみじ)

葉が赤や黄色に染まることを「紅葉つ(もみつ)」「黄葉つ(もみつ)」といい、その葉のことを「もみち」と呼んだことが語源です。

 【関連】 紅葉の短歌・和歌

 

 

山粧(よそお)う

あきの山々が紅葉する様子を「山粧う」といい、俳句においては秋の季語です。

 

 

落花生

別名は南京豆(なんきんまめ)で、地豆(ぢまめ、ジーマーミ=沖縄地方)、唐人豆(とうじんまめ)、異人豆(いじんまめ)などの方言名もあります。

 

 

林檎(りんご)

平安時代には「利宇古宇(りうこう、りうごう)」と書き表され、これが訛って「りんご」になったと考えられています。

 【関連】 林檎の俳句

林檎の木

 

 


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