薄暑の俳句 30選 -はくしょ-
夏の初めの頃は、それほど暑さも烈しいことはありません。しかし、木陰の涼しさや風が欲しくなるような暑さを感じることは多いのではないでしょうか。 そのような時期の、少しの暑さを表現する言葉に「薄暑(はくしょ)」があり、季語と・・・
「俳句・季語」の記事一覧(16 / 23Page)
夏の初めの頃は、それほど暑さも烈しいことはありません。しかし、木陰の涼しさや風が欲しくなるような暑さを感じることは多いのではないでしょうか。 そのような時期の、少しの暑さを表現する言葉に「薄暑(はくしょ)」があり、季語と・・・
初夏の青葉が繁っている頃に、それらを揺らすような大風が吹くことがあります。 これは「青嵐(あおあらし)」と呼ばれ、俳句の季語にもなっていて、多くの作品に詠み込まれています。 このページには、青嵐が詠まれた俳句の中から 3・・・
6月の下旬になると、二十四節気の夏至(げし)の日がやって来ます。 「夏至」の文字からすると、「暑さの盛り」のようにも思えてしまいますが、実際には梅雨の最中ということが多いのではないでしょうか。 このページには、夏至が詠み・・・
「風薫る5月」という表現があるように、青葉や緑の草木の中を吹く風からは、とても爽やかなものを感じることができます。 俳句の季語の「風薫る」は、もとは漢語の「薫風(くんぷう)」を訓読みにして和語としたものといわれています。・・・
6月に入ると、暦には二十四節気の一つの「芒種(ぼうしゅ)」があります。 この「芒種」は、俳句においては夏の季語であり、俳句作品にも詠み込まれています。 このページには、芒種が詠み込まれた俳句の中から10句を集めました。ど・・・
春には様々な花が咲いて、私たちの目を楽しませてくれます。それらの中でも、躑躅は見かける機会も多いのではないでしょうか。 躑躅の花は、色の種類も多いので古くから人々に愛されてきましたし、俳句の季語としても多くの作品に詠み込・・・
「皐月(さつき)」は旧暦五月の異名なので、旧暦の時代と現代では、この言葉から思い浮かべるイメージも違ったものとなっています。 俳句の季語が持つ季節感は旧暦にもとづいたもので、現代の暦より一か月ほど遅れたものとなります。こ・・・
「立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人を形容する表現があるように、これらの花の美しさは古くから人々に愛されてきました。 この中でも、牡丹の花は「百花の王」ともいわれるほど際立った存在です。そして、俳句の・・・
毎年 5月の初めには、暦などで「八十八夜」という言葉を目にします。 「夏も近づく八十八夜~」という歌にもあるように、八十八夜の時期には夏の気配が感じられることもあります。 俳句では 7音の季語となりますが、多くの俳人によ・・・
5月、6月の晴れた日射しの中で目にする鮮やかな緑の葉は、私たちをとても清々しい気持ちにしてくれます。 そして、このような時期には、青く晴れわたった空に浮かぶ雲からも、夏がそれほど遠くないことが感じられます。 このページに・・・
4月の後半になると、二十四節気の一つ「穀雨(こくう)」を迎えます。 この穀雨は、俳句において春の季語でもあり、俳句作品に詠み込まれたものも見かけます。 このページには、穀雨が詠み込まれた俳句の中から 10句を集めました。・・・
春の暖かな日射しを受けて立ち昇る陽炎を見ると、少し幻想的な気持ちにもなります。 陽炎が見られるのは春に限ったことではありませんが、俳句においては春のものとして扱われます。 このページには、陽炎が詠まれた俳句の中から 30・・・
花祭りは、その名のように桜の花が盛りを迎えようとする頃に行われる行事です。 美しい花々で飾られた花御堂(はなみどう)、お釈迦様の誕生仏像、甘茶などから、春という季節が存分に感じられます。 このページには、花祭りが詠み込ま・・・
4月の初め頃には、二十四節気の一つである「清明(せいめい)」があります。 この「清明」は俳句において春の季語でもあり、多くの俳句作品に詠まれています。 このページには、「清明」が詠み込まれた俳句を、有名俳人の作品から選び・・・
桜の葉に包まれ、可愛らしいピンク色をした桜餅は、私たちが子供のころから慣れ親しんできた和菓子です。 見た目にも春の季節感にあふれていて、俳句においても多くの作品に詠み込まれてきました。 このページには、桜餅が詠まれた俳句・・・
暖かい陽気のなかで見る桜の花は、まさに春の象徴といった印象があります。 特に桜が満開の頃に花見をすると、何かしら心が浮き立つような気がしてきます。古くには、豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)が京都・醍醐寺近くで盛大な花見を行・・・
たんぽぽは、春を代表する花の一つです。「たんぽぽ」という言葉の響きや、きれいな黄色の花からは可愛らしさが強く感じられます。 また、幼い頃にたんぽぽの綿毛を吹いて飛ばした経験は、多くの人が持っているのではないでしょうか。 ・・・
黄色が鮮やかな菜の花が広がる光景は、春を代表する風物の一つです。俳句においても、多くの俳人に好まれている季語といえるでしょう。 与謝蕪村は「菜の花や 月は東に 日は西に」という有名な句をはじめとして、菜の花を詠んだものを・・・
「山笑う」という季語は、多くの季語の中でも変わっているものといえるでしょう。 しかし、この季語に出会ったときは多少の違和感を覚えたとしても、それが詠まれた俳句をいくつか読んでいくうちに、いつしか春という季節をうまく表現し・・・
3月になると寒さも少しずつ緩んできて、春の兆しが感じられるようなことも増えてきます。 目にする風物も少しずつ彩りが豊かになり、心なしか浮き立つような気持にもなってきます。 このページには、弥生が詠み込まれた俳句の中から ・・・
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