冬の風物詩といえば… を50コ集めてみました
冬という季節は、年末年始という一年の節目となる時期を越え、やがて訪れる春を待つ時期です。そして冬には、「冬の風物詩」といわれるものが数多くみられます。
このページに、「冬の風物詩といえば…」あるいは「冬といえば…」と聞かれて思い浮かぶような、冬を感じるものを集めました。五十音順に並んでいますが、冬の雰囲気に満ちたものばかりですので、是非チェックしてみてください。
目次
- 1 冬の風物詩といえば… 50コ
- 1.1 大掃除
- 1.2 お正月
- 1.3 お歳暮
- 1.4 お年玉
- 1.5 温泉
- 1.6 鏡餅
- 1.7 鏡開き
- 1.8 門松
- 1.9 かぼちゃ
- 1.10 寒卵
- 1.11 寒中水泳
- 1.12 寒の水
- 1.13 寒椿
- 1.14 寒梅
- 1.15 北風
- 1.16 クリスマス
- 1.17 木枯らし
- 1.18 小正月
- 1.19 こたつ
- 1.20 山茶花
- 1.21 霜柱
- 1.22 除夜の鐘
- 1.23 水仙
- 1.24 ストーブ
- 1.25 成人式
- 1.26 節分
- 1.27 焚火(たきび)
- 1.28 つらら
- 1.29 冬至
- 1.30 年越しそば
- 1.31 酉の市
- 1.32 どんど焼き
- 1.33 七草粥
- 1.34 鍋
- 1.35 南天
- 1.36 年賀状
- 1.37 羽子板市
- 1.38 箱根駅伝
- 1.39 初午
- 1.40 初詣
- 1.41 針供養
- 1.42 春一番
- 1.43 バレンタイン
- 1.44 ひな祭り
- 1.45 冬休み
- 1.46 雪
- 1.47 雪だるま
- 1.48 雪吊り
- 1.49 雪まつり
- 1.50 柚子湯
冬の風物詩といえば… 50コ
大掃除
大掃除の由来は、平安時代の煤払い(すすはらい)という宮中行事であるといわれています。
【関連】 大掃除と煤払いについて
お正月
お正月飾りは、なくてはならないものですが、年末の忙しさで気が付いたら一夜飾りに…
【関連】 一夜飾りでお正月を迎えると?
お歳暮
歳暮(せいぼ、さいぼ)の本来の意味は「年(歳)の暮れ」のことです。
お年玉
お年玉の慣習は中世に始まったもので、主として武士は太刀を贈りました。
温泉
戦国時代の武田信玄(たけだ しんげん)や上杉謙信(うえすぎ けんしん)は、温泉の効能に注目していたといわれています。
鏡餅
お正月も終わると、鏡餅や門松などのお正月飾りを外しますが、いつまで飾っておくものか少し迷いますね。
【関連】 お正月飾りはいつまで飾るもの?
鏡開き
鏡開きは、江戸時代の武家社会の行事に由来しています。
【関連】 鏡開きとは?
門松
門松は松飾り、飾り松、立て松ともいわれ、家に年神様を迎え入れるための依り代(よりしろ)という意味合いがあります。
かぼちゃ
「冬至(とうじ)にかぼちゃを食べると風邪を引かない」ということがよく言われます。
【関連】 冬至にかぼちゃを食べる由来は? 南瓜(かぼちゃ)の俳句
寒卵
寒卵(かんたまご=大寒の卵)は、とても人気が高いもので、贈答品としても喜ばれます。
【関連】 大寒の卵、寒の水に人気があるのは何故?
寒中水泳
寒中水泳は寒泳とも呼ばれ、神事、寒稽古、地方の伝統行事として行われています。
寒の水
寒の水とは、寒の時期に汲み上げられたもので、古くから「寒の水は腐らない」といわれてきました。
寒椿
寒椿(かんつばき)は、後述の山茶花(さざんか)と花も葉もよく似ています。
【関連】 寒椿の俳句
寒梅
寒梅(かんばい)は寒(かん)の時期に咲く梅のことで、冬至梅 (とうじばい)や寒紅梅(かんこうばい)などの品種があります。
北風
冬の北西の季節風を「あなじ」「あなじ風」と呼ぶこともあります。
【関連】 北風の俳句
クリスマス
俳句では、クリスマスケーキのことを「聖菓(せいか)」として詠みます。
【関連】 クリスマスの俳句
木枯らし
木枯らしは、「凩」という漢字で表記することもあります。
【関連】 木枯らしの俳句
小正月
小正月とは旧暦の 1月15日のことですが、今では新暦のこの日に小正月の行事をすることも多くみられます。
【関連】 小正月とは?
こたつ
こたつ(炬燵)の起源は室町時代に確認することができ、当時は「火闥」と表記されていました。江戸時代になると「火燵」と表記が変わりました。
山茶花
「さざんか」は、本来の読みである「さんさか」が訛ったもので、「さんざか」と呼ばれた時代もありました。
【関連】 山茶花の俳句
霜柱
霜柱(しもばしら)が発生するメカニズムには、毛細管現象(もうさいかんげんしょう)が関係しています。
【関連】 霜柱の俳句
除夜の鐘
除夜の鐘の数が 108である由来については、いくつかの説があります。
【関連】 除夜の鐘は何故 108つ? 除夜の鐘の俳句
水仙
日本には「ニホンズイセン」が中国を経由して渡来したといわれて。います
【関連】 水仙の俳句
ストーブ
灯油が燃料の暖房用ストーブとして、古くからイギリスのアラジン(ブランド名)の「ブルーフレーム」が知られていました。
成人式
日本以外では、成人したことを祝う国はほとんどありません。
【関連】 成人式の由来は?
節分
かつて節分とは、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを意味していて、この時期には悪いもの=鬼が入り込むと考えられていました。
【関連】 節分の豆まきの由来は? 節分の俳句
焚火(たきび)
人類は、少なくとも約50~40万年前から焚火を行なっていたことが確認されています。
つらら
つらら(氷柱)の語源は「つらつら」であり、古くには「たるひ(垂氷)」と呼ばれていました。
【関連】 氷柱の俳句
冬至
冬至(とうじ)とは、「一年のうちで、もっとも昼が短くなる日」のことです。
年越しそば
年越しそばを食べることは、一年の最後をしめくくる行事といえるでしょう。
【関連】 年越しそばは、いつ食べるもの?
酉の市
酉の市(とりのいち))は、毎年11月の酉の日に行われる祭で、酉の祭(とりのまち)、大酉祭(おおとりまつ)、お酉様(おとりさま)とも呼ばれます。また、「三の酉まである年は火事が多い」という俗説がありますが、およそ一年おきに三の酉があります。
どんど焼き
前出の小正月に行なわれる火祭りの行事で、左義長(さぎちょう)ともいわれます。門松、しめ縄、書初めなどを集めて焼き、その火でお餅、お団子などを焼いて食べます。
七草粥
1月7日の人日の節句(じんじつのせっく)の朝に食べる料理が七草粥(ななくさがゆ)です。
【関連】 七草粥の由来は?
鍋
明治時代には牛鍋(ぎゅうなべ=すきやき)が流行し、鍋料理が一般家庭にも普及していきました。
南天
南天(なんてん)は、「難を転じる」という意味合いから、お祝いの飾りに縁起物として使われます。
年賀状
年賀状の賀詞(がし)については、年長者やお世話になった人に対しては賀正、迎春などの 2文字熟語は避けるのが慣わしです。
羽子板市
東京の浅草寺(せんそうじ)の羽子板市は、江戸時代から開催されているものです。
箱根駅伝
第1回の箱根駅伝が実施されたのは1920年のことでした。正式な名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走(とうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)」です。
初午
初午とは、2月最初の午(うま)の日のことで、古くから稲荷詣でをする風習がありました。
初詣
初詣の原形は、一家の当主が大みそかの夜から元日の朝にかけて氏社(うじやしろ)にこもる「年籠り(としごもり、としこもり)」というものです。
【関連】 初詣の俳句
針供養
針供養(はりくよう)は、2月8日、12月8日、あるいはその両日に行われます。
【関連】 針供養とは?
春一番
春一番(はるいちばん)は立春から春分の間に吹く風のことなので、「春の風」とは言い難いものがあります。
【関連】 春一番とは?
バレンタイン
日本では、バレンタインデーは 1950年代の後半から流行し始め、1970年代の後半には定着しました。
【関連】 バレンタインの俳句
ひな祭り
ひな祭りの由来は、平安時代の「ひなあそび」にあると考えられています。
【関連】 ひな祭りの意味とは? ひな祭りの俳句
冬休み
冬休みのイベントとして、クリスマス、大みそか、年越し、お正月、初詣、どんど焼き、七草粥など、この項目で取り上げた風物詩が満載となりますね。
雪
雪を言い表す言葉は、かなりの数があります。
【関連】 雪の種類、言葉、表現 70
雪だるま
江戸時代の絵画には、供え物が置かれた雪だるまが描かれているものがあり、一般的なだるまと同じように、当時には縁起物であったと考えられます。
【関連】 雪だるまの俳句
雪吊り
雪が多い東北地方、北陸地方など用いられ、石川県金沢市の兼六園のものは有名です。
雪まつり
北海道札幌市で開催される「さっぽろ雪まつり」が有名です。
柚子湯
冬至の日に柚子を浮かべた湯舟に入浴する柚子湯(ゆずゆ)の風習は江戸時代からあり、前出の冬至のかぼちゃと同様に、「冬至に柚子湯に入れば風邪を引かない」といわれます。
関 連 ペ ー ジ
また、俳句や短歌などにも冬の風物が満ちています。